高校や大学を卒業してすぐにアメリカ留学を開始したいとお考えの方必見!
大学進学準備はどのようにすすめたらよいか、そしておすすめの語学学校についてもご紹介します!
- 目次 -
アメリカの大学へ入学するには?
留学準備を始める前にまずこんなことが必要!
- 進学方法はどうするか考える(進学ルートや出願締切、入学時期の確認)
- 英語力証明の取得(TOEFL、IELTS、Duolingoなど)
- 高校または大学のGPA(評定平均値)の確認
アメリカの大学への進学ルートは?
アメリカの大学進学は様々な進学方法や編入などのシステムがあります。日本の大学とは異なり、一度限りの入学試験の合否で入学が決まるわけではなく、大学が定める入学基準を満たしていることを前提に自分が入学を希望する大学へ出願し、大学側の査定の結果、入学の受入れが決まります。
アメリカでは入学した大学に卒業まで在籍する方ばかりではなく、転校や編入といったシステムも柔軟なため、コミュニティカレッジから他のコミュニティカレッジへの転校やコミュニティカレッジから四年制大学への編入、四年制大学から他の四年制大学への転校や編入など進学ルートも様々ですが、進路変更ができるというのも魅力の一つです。
また、英語力にご不安のある方、大学の定める英語力条件の基準に英語力が到達していない場合は語学学校や大学付属の語学プログラムでの受講を経てからコミュニティカレッジや四年制大学へ進学していくことも可能です。
出願の時期と入学時期
アメリカの大学はセメスター制とクオーター制の大学があり、8割がセメスター制と言われています。
高校生や大学生の場合、3月に卒業または学期が終わり、アメリカの大学の秋学期(8、9月)の入学に合わせて逆算して留学準備のスケジュールを立てていくこととなります。
高校または大学の学期が終わった3月末から8月の入学までの約5か月間は英語力を高めるだけでなく、アメリカの現地生活に慣れるためにもとても貴重な時期です。この時期をどのように過ごすかによってその先の大学生活が大きく変わるともいえます。
また、語学学校を経てから大学へ進学するメリットとしてはすでに学生ビザを取得しているため、日本から渡航する学生よりもカレッジや大学の出願締め切りが遅くなることもあげられます。
通常は入学時期からさかのぼって半年前~3か月前の出願締切の大学も、語学学校からの転校の学生は新学期が始まる1か月前が出願締切となるなど、ギリギリまで出願を待ってくれる大学もあったりするのです。
英語力証明の取得はどうしたらいい?
アメリカの大学では一般的にTOEFLやIELTSのスコアが英語力証明として提出を求められます。
コロナ禍ではTOEFLやIELTSテストが受けられなかったこともあり、Duoling English Testスコアを英語力証明として認める大学も増えてきました。
求められるスコアは各大学により異なりますが、初めてこれらのテストを受けるという方にはDuoling English Testが受験料も安く、試験時間は1時間で、試験後の結果がでるのも48時間後と最速なのでおすすめです。
▶こちらもご参照ください!⇒Duolingo English Test がアメリカ大学進学に使える!
TOEFL
- 試験料:$235(試験の7日前の申し込みの場合は$275)
- 試験時間:Reading 54-72分、Listening 41-57分、Speaking 17分、Writing 50分 計約3時間
- 試験結果発表日程:試験から6日後(自宅受験の場合は約6~10日後)
- スコアレポート発送料:1通につき$20(※テスト前の事前申請の場合はテスト申込時~テスト前日の午後10時までに手続した場合、4通まで無料で送付可能)
IELTS
- 試験料:25,380円
- 試験時間:Writing 60分、Reading 60分、Listening 30分、Speaking 11~14分 計
- 試験結果発表日程:試験から13日後
- スコアレポート発送料:成績証明書発行日から30日以内の場合は5通まで無料(6通以上、または発行日から31日以上経過している場合は1通につき1,100円)
それに比べてDuolingo English Testは、、、
Duolingo English Test
- 試験料:$49
- 試験時間:セットアップ5分、Adaptive test(Reading、Writing、Speaking、Listeningのスキルを測る)45分、ビデオインタビュー 10分 計60分
- 試験結果発表日程:試験から48時間後(2日後)
- スコアレポート発送料:無料(何通でも)
在籍または卒業した高校・大学の評定平均値(GPA)はどのくらい必要?
入学時に求められるGPAも各大学により異なります。
一般的に二年制大学だと2.0以上(4段階評価)、四年制大学だと2.5以上(4段階評価)となります。
しかし、大学によってはGPAは入学時に求められない場合もあるので、ご自身のGPAを確認した上で、どのような学校に進学ができそうか考えていくことが重要です。
私立語学学校と大学付属語学学校はどちらがよい?
「私立語学学校と大学付属の語学学校はどちらが進学におすすめですか?」というご質問をよくいただきます。結論から申し上げると、それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご自身の希望にどちらが合うか考えて選択いただくのがよいでしょう。
私立語学学校での大学進学準備について
私立語学学校は毎週入学が可能が学校も多く、1週間単位でご自身の好きな時期・期間で受講が可能です。大学進学準備としては大学の入学条件で求められる語学力が足りている場合でも、時差や体調、英語での生活環境に慣れることを目的に2か月ほど(8週間)くらいの期間を受講される方が多くいらっしゃいます。
私立語学学校の場合、大学進学の際には学校選びは各語学学校がTOEFLのスコア提出免除の提携をしている大学であれば、英語力証明は不要ですが、主に自分でアプリケーション手続き(出願手続き)をしていくこととなります。
アプリケーションの手続きのサポートが必要な場合はSKYUSでサポートも可能です。
私立語学学校おすすめ校
①College of English Language(CEL)/カレッジ・オブ・イングリッシュ・ランゲージ
- キャンパスロケーション:ロサンゼルス、サンディエゴ・ダウンタウン、サンディエゴ・パシフィックビーチ
- 入学可能時期:毎週月曜日
- 最低受講期間:1週間~
- 大学進学おすすめプログラム:一般英語コース(週30レッスン)、TOEFL試験対策コース
- 授業料:$410(1週間)、$3200(8週間)
- おすすめポイント:
SKYUSがCELと連携して進学アドバイスや在校生の現地生活サポートを行っている学校のため、留学生活全般において不安がある方、留学が初めての方には安心できる環境です!
②Kaplan International/カプランインターナショナル
- キャンパスロケーション:ボストン・ハーバードスクウェア、ニューヨーク、シカゴ、シアトル、サンフランシスコ、サンタバーバラ、ロサンゼルス
- 入学可能時期:毎週月曜日
- 最低受講期間:1週間~
- 授業料:$600(ニューヨーク校の場合1週間)、$4720(ニューヨーク校の場合8週間)
- 大学進学おすすめプログラム:集中英語コース(週28レッスン)、TOEFL IBT&アカデミック英語コース
- おすすめポイント:
提携している大学数も多く進学に強い。最先端の設備と学習システムを使用して予習・復習も可能。10週間で1レベルアップ保証をしており、確実に英語力をあげていきたい方におすすめ。
③ELS/イーエルエス
- キャンパスロケーション
- Aセンター:シンシナティ(オハイオ州)、クリーブランド(オハイオ州)、ヒューストン(テキサス州)、メルボルン(フロリダ州)、ナッシュビル(テネシー州)、ニューヨークシティ、フィラデルフィア(ペンシルバニア州)、セントピーターズバーグ (フロリダ州)
- Bセンター:ラバーン(カリフォルニア州)、サンラファエル(カリフォルニア州)、セント・ポール(ミネソタ州)、タンパ(フロリダ州)
- 入学可能時期:A、Bいずれのセンター日程
- Aセンター:2022年1月3日、1月21日、2月28日、3月28日、4月25日、5月23日、6月20日、7月18日、8月15日、9月12日、10月10日、11月7日、12月5日
- Bセンター:2022年1月10日、2月7日、3月7日、4月4日、5月2日、5月30日、6月27日、7月25日、8月22日、9月19日、10月17日、11月14日、12月12日
- 最低受講期間:1週間~(1レベル4週間なので4週間単位がおすすめ)
- 大学進学おすすめプログラム:集中英語コース(週30レッスン)
- 授業料:$510(1週間)、$4080(8週間)
- おすすめポイント:
ELSは12段階と細かくレベル分けがされ、9段階目(Level 109)を修了すると二年制のカレッジに進学する準備が整っているレベル、12段階目(Level 112)を修了すると四年制の大学または大学院の学位課程に進む準備が整っているレベルと進学先に合わせた必要レベルを目標に計画的に学習ができるようになっています。
Aセンター
Bセンター
大学付属語学学校での進学準備について
大学付属語学学校はイメージとしてはエスカレーター式の入学が可能なところが多く、付属の語学学校で一番高いレベルを修了すると大学の学部または大学院レベルの科目を履修していくことができます。
大学付属の語学学校の場合は私立の語学学校と比べて「大学の授業についていく」ことを目的としたカリキュラムになっており、プレゼンテーションやディスカッション、レポートライティングなどアカデミックスキルと言われるスキルを習得することに重点が置かれています。
また、そのまま進学する大学内の施設を利用することもできるので、大きく生活環境を変える必要がないこともメリットの一つでしょう。
大学付属語学学校おすすめ校
①Orange Coast College/オレンジコーストカレッジ
- 入学可能時期:年6回
- 2022年1月4日~2月17日
- 2022年2月22日~4月14日
- 2022年4月18日~6月8日
- 2022年6月20日~8月4日
- 2022年8月22日~10月12日
- 2022年10月17日~12月7日
- 最低受講期間:8週間(1ターム)
- 授業料:$3200(1ターム)
- おすすめポイント:
コミュニティカレッジでは珍しく学生寮があり、治安の良さではカリフォルニア州の中で最も治安のよいオレンジ郡にあります。多くの留学生の受け入れ実績があり、生活面でのサポートだけでなく、カレッジ終了後の大学編入のアドバイスやサポートも充実しています。
②California State University, Northridge/カリフォルニア州立大学ノースリッジ校
- 入学可能時期:年5回
- 2022年1月18日~3月11日
- 2022年3月28日~5月20日
- 2022年6月6日~7月29日
- 2022年8月15日~10月7日
- 2022年10月17日~12月9日
- 最低受講期間:8週間(1ターム)
- 授業料:$3345(1ターム)
- おすすめポイント:
カリフォルニア州立大学ノースリッジ校はロサンゼルス郊外にある大規模な州立大学で、アメリカで最も規模の大きい大学50校のうちの一つとされています。世界90カ国以上から2,900名以上の留学生が学んでおり、カリフォルニア州立大学システム内では最も留学生数の多い大学です。
語学プログラムも年5回の入学時期があり、月曜日~金曜日まで週25時間の授業に加えチューター制度(学習サポート)があるのでフルタイムでしっかりと英語を学びたい学生におすすめです。
③Murray State University(マリー州立大学)
- 入学可能時期:年5回
- 2022年1月18日~3月18日
- 2022年3月28日~5月12日
- 2022年6月6日~7月29日
- 2022年8月16日~10月14日
- 2022年10月18日~12月9日
- 最低受講期間:8週間(1ターム)
- 授業料:$1858(1ターム)
- おすすめポイント:
授業料の安さとサポートの手厚さがマリー州立大学の最大の魅力です。約2か月(1ターム)の授業で授業料、教材費、滞在費、おこづかい等でかかる費用は概算で$5154となり、日本円にして60万以下で留学ができます。
④State University of New York at New Paltz(ニューヨーク州立大学ニューポルツ校)
- 入学可能時期:年3回
- Spring:2023年1月18日~5月18日
- Summer:日程未定(例年7月上旬~8月中旬の5週間)
- Fall:2022年8月23日~12月21日
- 最低受講期間:Summer5週間、Spring & Fall 16週間
- 授業料:Summer $2,550、Spring & Fall $5,810
- おすすめポイント:
ニューヨーク州立大学ニューポルツ校付属の語学学校は“Haggerty English Language Program”(HELP)と呼ばれており、大学直営の語学プログラムなので、語学を学びながら進学についてのアドバイスを受けることもできます。
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