アメリカでは、入学した大学と卒業した大学が違う、というパターンも多くあり、編入が一般的に行われています。
最終的に目指す大学を決め、そこに行くためにはまずどのカレッジや大学からスタートするか、など学歴を戦略的に考えることも求められます。
コミュニティカレッジ・大学から他大学への編入
アメリカでは、コミュティカレッジから大学への編入や、大学から別の大学へ編入することが一般的に行われています。
アメリカの大学の最初の2年は一般教養科目を履修するため、コミュティカレッジで一般教養学などの「大学編入プログラム」を取れば、別の大学の3年次に編入することが可能です。
アメリカの大学は単位で運営されているため、編入先大学でどんな科目が必要なのかを事前に知っておけば、コミュティカレッジでうまく単位を取得ができ、編入先大学でスムーズに単位移行ができるでしょう。
コミュニティカレッジからカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)やコロンビア大学などのトップ大学への編入も目指すことができます。
▶ アメリカの大学・カレッジ間のトランスファー(編入・転校)サポートについて詳しくはこちら
日本の短大や大学からアメリカの大学への編入
日本の短大や大学からアメリカのコミュニティカレッジや大学へ編入することも可能です。
入学審査の際、英文成績証明書や必要に応じて英文カリキュラムを提出することで、日本で既に取得した単位をアメリカの大学の単位に互換することができ、1年次から入り直す必要はなくなります。
日本の大学に入学したものの、アメリカ留学の夢が諦められない、
大学で短期留学を経験したが、もっと長期で本格的に留学したくなった、
そんな大学生の方が、アメリカへの大学編入を実現させています。
互換できる単位数は受け入れ側の大学が判断するもので、審査を出してみなければわかりません。
もしアメリカの大学への編入を考えている場合は、今在籍している大学では互換しやすそうな一般教養科目(英語以外)を選び、なるべく良い成績をおさめるようにしておくことで、互換できる単位数を増やすことができます。
▶ 日本の大学・短大からアメリカの大学に編入する方法について、詳しくはこちら
編入に必要な英語力、成績
コミュニティカレッジを卒業後に大学に編入する場合は、英語力よりも成績が重要です。評定平均値(GPA)は少なくとも2.5以上(4段階評価)が必要とされています。
ただし、アメリカトップ大学へ編入する場合は、評定平均値だけでなく、TOEFL iBT®などの英語試験も求められることがあります。
編入できるコミュニティカレッジ・大学
シリコンバレーに近い便利で安全な環境が魅力のコミュニティカレッジ。40か国以上から留学生が集い、準学士号の取得や4年制大学への編入を目指しています。集中英語プログラムを提供し、英語力を強化してから学位取得コースに進めます!
シカゴにある全米トップクラスの私立研究大学。数々のトップレベルの研究者を輩出しています!
サンディエゴの来たに位置する自然豊かなキャンパス。大学への編入プログラムから、キャリアを重視した証明書や学位取得プログラムまで幅広いプログラムが魅力!
シアトルから約40分の場所に位置する美しい自然に囲まれたキャンパス。手厚い留学生サポートに定評あり!付属英語プログラムも開講しており、英語力が不安な方でも安心して留学をスタートできるコミュニティカレッジです。
サンフランシスコから1時間の距離ながらも美しい自然に囲まれた環境。カリフォルニアのコミュニティカレッジでは珍しく学生寮あり!留学生が100人ほどの穴場のカレッジ。
ローカル学生に人気ながら、日本人が少ない穴場のコミカレ!治安の良いサンディエゴで安心の留学生活が送れます。
アメリカ大学編入に関するFAQ
四年制大学では最大80単位まで、二年制大学では最大30単位まで単位を互換することができます。しかし、どのくらいの単位が移行できるかは、今までに取っていた科目とこれから留学先の大学で学びたいと思っている専攻分野によって変わってきます。
大学によっては、どの単位が互換できるかどうかは専門の評価団体で成績証明書を審査してもらう必要があります。
詳しくはこちらもご覧ください:日本の大学からアメリカの大学へ編入する方法
単位がどのくらい移行できたかによって残りの単位数が決まるため、それによって卒業までに何学期履修が必要かがわかります。専攻分野によって必須科目が必用な場合は、追加で履修が必用になることもあり、それにより卒業が遅れる可能性もありますので、留学期間はゆとりをもって計画することをお勧めします。
多くの大学では日本の大学のGPAは2.5以上(4段階)が必要となってきます。
編入する際にもGPAが高いと入学と同時に応募できる奨学金もありますので、GPAはとても重要です。
評定平均値の出し方は大学によって様々で、実際にご自身が計算された日本の大学のGPAと大学側が評価するGPAが異なる場合もありますので、編入に興味がある場合には、まずは英文成績証明書を取り寄せ、大学側へ査定をしてもらうことをお勧めしています。