アメリカの大学の学費は高い?
アメリカの大学は世界一学費が高いといわれており、アメリカ留学は高いというイメージをお持ちの方も多いはず。
アメリカには大学が4000校以上あり、学費の差が世界一激しいというのも事実です。US Newsが2021年9月13日に発表したニュースによると、2021年-2022年のアメリカの各大学の年間学費の平均は私立大学が$38,185、州立大学(州外学生の学費)は平均$22,698、州立大学(州内学生の学費)は平均$10,338となっています。
コロナウイルスの大流行が全米の家庭に与えた経済的な影響により、昨年度は授業料の据え置きや割引を実施した学校もありましたが、授業料は徐々に上昇しています。
U.S. Newsが年次調査で提出した2021-2022学年度のデータによると、私立ランク大学の平均授業料と手数料は約1%上昇し、同様に、ランク付けされた公立学校の州内、州外の授業料と手数料の平均価格は、約1%~2%上昇しているそうです。
授業料が高い学校の学生でも経済力のある学生ばかりではなく、アメリカの大学生も多くが奨学金をもらい、学費をまかなっています。
そのため、アメリカは各大学における奨学金制度が豊富で、各大学が優秀な学生を集めるために少額のものから高額な奨学金制度を設けているということが特徴でもあります。
アメリカの大学の奨学金制度とは?
アメリカの大学の奨学金は基本的に給付型の奨学金となります。
学生の経済的な必要性に応じて給付される「ニーズ・ベース」のものと、学生の能力に基づいて給付される「メリット・ベース」に大きく分かれています。
「メリット・ベース」の奨学金は、成績やリーダーシップなど学生の貢献度や能力への評価として給付される奨学金のため、誰にでも得られるチャンスがあります。留学生も申請ができるものは「メリット・ベース」のものがほとんどとなります。
そのため、アメリカの大学生たちは大学入学後の努力が奨学金という形となって返ってくるとも言えるので、よい成績を修めるために努力を惜しみません。
アメリカの大学生の学習意欲の高さに驚く日本人学生も多いのですが、このような環境で学べるというのもアメリカの大学で学ぶ魅力の一つと言えるでしょう。
奨学金情報検索サイト
アメリカの大学が提供している奨学金を調べることのできるウェブサイトを3つご紹介します。
Education USA
米国国務省教育文化局が支援しており、170か国以上400以上のアドバイジングセンターを持つグローバルネットワークです。
Funding for US Study
Institute of International Education(IIE)という学生、教育者、専門家向けの学習・研修プログラムを作成する民間非営利団体が管理・運営する奨学金、フェローシップ、助成金の広範なデータベースです。中等教育後のあらゆるレベルの学生を対象とした、あらゆる種類の奨学金プログラムが掲載されています。
College board
College boardとはアメリカ合衆国における大学入試の標準テストのひとつであるSATやアドバンスト・プレイスメントもしくは APプログラムと呼ばれる高等教育カリキュラム等の策定・運営を行う米国の非営利団体です。
6,000以上の2年制および4年制大学、大学、中等教育学校および地区、高等教育システム、その他非営利団体がCollege Boardを構成しています。
アメリカ留学で利用できる日本の奨学金制度
日本で募集している返済不要の奨学金情報についてご紹介します!
トビタテ!留学JAPAN
日本の文部科学省が2013年10月より開始した留学促進キャンペーン。2020年に終了予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響もあり2022年3月までの渡航のプログラムに採用されることに決定!(2020年9月15日発表)
意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的としています。
将来世界で活躍できるグローバル人材を育成する活動です。
日本学生支援機構(JASSO)
日本学生支援機構(JASSO)は、日本において、主に学生に対する奨学金事業や留学支援・外国人留学生の就学支援を行う独立行政法人で、大学または大学院で学位取得を目的とした留学の場合に給付型の奨学金制度を設けています。
また8日以上1年以内のロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシス
コ、ワシントンD.Cエリアにある大学へ留学する学生へ渡航支援金を支給しています。
IELTS奨学金(British Council Japan IELTS Award)
ブリティッシュ・カウンシルと公益財団法人日本英語検定協会が主催する異文化間交流の促進を目的とした奨学金制度です。大学・大学院へ留学される方を日本から4名選出し、300,000円を学費補助として支給しています。
奨学金の対象となるには入学の際に求められる英語力をIELTSで証明したうえで、大学・大学院への留学を2020年時点で開始している、もしくは開始することが求められます。
その他、地方自治体や民間団体などが留学生向けの奨学金制度を設けていますので様々な情報を収集してみましょう!
アメリカの大学が提供する奨学金制度、SKYUSの提携校で奨学金制度を設けている学校についてはこちらのページでも紹介しています。
SKYUSは、カリフォルニア州サンディエゴにオフィスを持ち、アメリカの進学/留学プログラムをご提供しております。
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