- 目次 -
1.アメリカ留学にかかる費用について
アメリカ留学にかかる費用は大きく分けて以下の6項目となります。
①授業料
②滞在費
③ビザ申請にかかる諸費用
④医療保険(海外旅行保険)
⑤航空券代
⑥教材費、食費、交通費、おこづかい
こちらのページもご参照ください▶アメリカ留学の費用
①授業料
アメリカの大学は単位制のため取得する単位数により授業料も変動します。
名門大学ともなると授業料だけで年間500万円近くかかる大学もありますが、州立(公立)のコミュニティカレッジは年間学費は$7,000~10,000(日本円で80万~110万円ほど)、大学となると年間学費は$12,000~$50,000(日本円で132万円~550万くらい)となります。
②滞在費
滞在費はどのような滞在方法で滞在するかによっても大きく異なりますが、ホームステイでは月$1,000~$1,500、学生寮も$1,000~$2,000が一般的です。年間で考えると$10,000~$20,000(日本円で110万円~220万円)となります。
③ビザ申請にかかる諸費用
アメリカの場合、学生ビザ(FおよびMビザ)の申請において必ずかかる費用としてはビザ申請料金の$160(大使館レートで日本円で支払い)とビザの発行前にSEVIS費用$350を支払う必要があります。
そのため、ビザ申請時には計$510(日本円で約6万円) の支払いが必須となっています。
④医療保険(海外旅行保険)
アメリカの場合は語学留学でも大学留学の場合でも必ず学校が留学生に保険に加入をしておくことを義務付けていることが多くあります。
特に大学やカレッジの留学の場合は大学が指定する医療保険に加入が必須なこともあるのですが、大学によっては大学が定める医療保険の要件を満たすことができれば自国の海外旅行保険のみで、大学指定保険の加入が免除されることもあります。
大学の指定保険の場合、医療費は一旦自己負担し、後に保険会社へ自分で請求手続きをしなければならないこともありますが、自国からの海外旅行保険の場合は医療費は加入している保険会社が提携している病院で会ったりするとキャッシュレスで医療を受けることができます。
そのため自国からの保険のほうが負担も少なく、大学の休暇期間も含めた留学期間中すべての期間で保険を使用することができるため安心です。
海外旅行保険の場合はプランによって異なりますが月に2万程度、年間で20万くらいとなります。
⑤航空券代
アメリカ行きの航空券代に関しては経由便か直行便かなどや繁忙期か閑散期によっても変動しますが、以下に主要な都市の航空券代の概算費用をご案内します。
都市名 | 概算航空券代(往復) |
ニューヨーク | 159,000円~ |
ロサンゼルス | 150,000円~ |
サンディエゴ | 155,000円~ |
サンフランシスコ | 152,000円~ |
シアトル | 150,000円~ |
シカゴ | 156,000円~ |
ボストン | 163,000円~ |
ダラス・フォートワース | 169,000円~ |
ホノルル | 71,000円~ |
⑥教材費、食費、交通費、おこづかい
教材費、食費、交通費、おこづかいはどのような授業をうけるかやライフスタイルによっても大きく異なってくるため概算の費用を出すのは難しいところですが、月1万~5万くらいは物価や食事・交通費の有無などに合わせて準備が必要となります。
2.アメリカ大学留学の相場は?
これらの項目を合計して考えるとアメリカ留学の費用コミュニティカレッジだと年間250万円~300万円ほど、四年制大学(ユニバーシティー)だと年間400万円~450万円が相場と言えるでしょう。
費用を抑えるには四年制大学よりもコミュニティカレッジの方が抑えらえますが、四年制大学はコミュニティカレッジに比べ大学の規模、専攻数、学生数、クラブ活動や大学スポーツ観戦などやはりイメージしているアメリカの学生生活を存分に味わえる魅力がたくさんあります!
アメリカ留学には費用がかかるものの相場よりもリーズナブルに四年制大学への留学を実現させたいという方必見!
どのように留学プランを立てればご自身の予算内で留学ができるかご紹介をします!
※$1=110円で換算した場合での日本円表記となっております。明記している料金は予告なく変動することがあることと為替の変動により目安としている予算の金額が超える場合もあることをご了承ください。
3.予算:300万円 ケンタッキー州マリー州立大学
マリー州立大学留学のおすすめポイント
①費用対効果の高い大学と米情報誌でも評価されている
マリー州立大学は米ワシントンマンスリー誌の発表によると「Best Bang for the Buck」=費用対効果の高い(お金や努力を費やした分の結果が得られる)大学として選ばれています。
②アットホームなクラススタイル
マリー州立大学の学部留学の魅力は四年制大学の中では学生に対する教授の数の比率が15対1と四年制大学にしては少人数で教授との距離が近いことがあげられます。
③専攻数の豊富さ
学部の専攻数も145以上あり、Business、Management、 Marketing、 Engineering Technologies、 Education、 Agricultureの専攻が人気があります。
④学部の入学条件が比較的易しい
マリー州立大学の学部受講要件はTOEFL ibt 61、IELTS 5.5、Duolingo English Test 90など他の四年制大学に比べ英語力証明や高校または大学の評定平均値(GPA)の2つにおいて求められる基準が易しいのもおすすめなポイントの一つです。
留学費用:学部2学期(1アカデミックイヤー)受講
年間 | 日本円概算($1=110円) | |
授業料と諸費用 | $14,058 | 約155万円 |
寮費・食費 | $9,784 | 約108万円 |
学生ビザ取得費用 | $510 | 約6万円 |
航空券代 | 約18万円 | |
海外旅行保険 | 約20万円 | |
合計 | 約307万円 |
1セメスターの受講において授業料+寮費・食費は$11,921(日本円で約132万円)、2セメスター(1アカデミックイヤー)では$23,842(日本円で約263万円)となります。
最寄りの国際空港はテネシー州のナッシュビルで、成田~ナッシュビルの航空券は往復で約18万円ほどとなり、航空券代とビザ申請にかかる費用、海外旅行保険を含めても約300万円で留学ができるプランとなります。
4.予算:320万円 サザンミシシッピ大学
サザンミシシッピ大学留学のおすすめポイント
①奨学金をもらえるチャンスが高い!
サザンミシシッピ大学は留学生向けの留学制度もあります。「留学生成績優秀者対象初年度奨学金」は$2,000~全授業料の支給の可能性があります。ただし高校最終学年時の秋学期内に申請を行う必要があり、申請はその年の12月1日までに行わなければならず、SATのスコア1080以上で成績が平均B以上が必要となります。
また、大学編入の学生には「留学生対象編入奨学金」も給付しており、年間$4,000が大学での取得単位によって1年から3年の間授与されます。こちらも奨学金の対象条件としては、大学でのGPAが3.0以上である必要があります。
▶こちらの記事も参考にしてください!→奨学金がもらえるチャンスが高い提携校特集
②芸術&スポーツが盛ん!
芸術系分野に強い研究型大学で、シアター、ダンス、アート、音楽で公認を受けているアメリカでも12校しかない大学の1つでもあり、US News & World Reportの全米大学ランキングでは220位にランクしました。
全米大学スポーツ協会(通称NCAA)の Division Iに属しており、スポーツも盛んに行われています。
④多様な国から留学生は来ているが日本人は大変少ない
世界60か国以上からの留学生がいるものの日本人留学生は少なく、日本人が少ない大学に留学したい人にはよい環境の大学です。
留学費用:学部2学期(1アカデミックイヤー)受講
年間 | 日本円概算($1=110円) | |
授業料と諸費用 | $11,300 | 約125万円 |
寮費・食費 | $13,200 | 約146万円 |
学生ビザ取得費用 | $510 | 約6万円 |
航空券代 | 約19万円 | |
海外旅行保険 | 約20万円 | |
合計 | 約316万円 |
1セメスターの受講において授業料+寮費・食費は$12,250(日本円で約135万円)、2セメスター(1アカデミックイヤー)では$24,500(日本円で約270万円)となります。
サザンミシシッピ大学はミシシッピ州の南、ハティスバーグの郊外にある州立大学で州都のジャクソン、隣のルイジアナ州ニューオーリンズまで車で90分、ニューオーリンズまでは電車で行くことができます。
最寄りの国際空港はルイジアナ州のニューオーリンズで、成田~ニューオーリンズの航空券は往復で約19万円ほどとなり、航空券代とビザ申請にかかる費用、海外旅行保険を含めても約300万円で留学ができるプランとなります。
5.予算:350万円 カリフォルニア州立大学イーストベイ校
カリフォルニア州立大学イーストベイ校留学のおすすめポイント
①期間限定の留学生の学部受講授業料が正規留学の授業料よりも安い!
カリフォルニア州立大学イーストベイ校は2セメスターまでの学部の受講においては留学生向けに特別に授業料を抑えたVisiting Student Programという学部聴講プログラムを設けており、正規留学の場合の授業料は$6,995/セメスターのため、$2,300、年間で$4,600(約50万円ほど)費用を抑えて学部のプログラムを受講することができます。
②周辺エリアは名の知れたアメリカの大企業が勢揃い!人脈づくりや就職活動にプラスとなる体験ができるかも!
カリフォルニア州立大学イーストベイ校はシリコンバレーとサンフランシスコの中間に位置しています。その影響もあり、人気のある専攻はビジネス、コンピュータサイエンス、心理学、ヘルスサイエンスなどとなっています。
卒業後にはシリコンバレーやサンフランシスコなど周辺のエリアでインターンシップをすることを考えて学生が就職に活かせる専攻選びをしているということも伺えますが、そのような学生と一緒に学べるというのは大変貴重な人脈がつくれる機会になるでしょう。
③多方面から教育の質、多様性な環境に評価を受けている!
様々な米情報誌における評価を受けており、Princeton Review 2022では“Best Colleges in the West”「西部エリアのベストカレッジ」や“Best Business Schools”「ベストビジネススクール」として教育の質の高さが認められています。
また、U.S News and World Report 2021では “Greatest Racial and Ethnic Diversity in the West” (Ranked #1)「西部で最も素晴らしく人種・民族の多様性のある大学」としてナンバー1に輝いています。
④カリフォルニアでは珍しく日本人学生の少ない学校
カリフォルニアエリアは気候の良さや日本からのアクセスの良さもあり、日本人の少ない学校を探すほうが難しいのですが、カリフォルニア州立大学イーストベイ校はなんと現在日本人学生は語学プログラムと学部のプログラムを合わせても5名とのこと。
留学費用:学部2学期(1アカデミックイヤー)受講
年間 | 日本円概算($1=110円) | |
授業料と諸費用 | $9,386 | 約103万円 |
寮費・食費 | $19,000 | 約209万円 |
学生ビザ取得費用 | $510 | 約6万円 |
航空券代 | 約15万円 | |
海外旅行保険 | 約20万円 | |
合計 | 約353万円 |
学部留学の場合、1セメスターの授業料+寮費・食費は$14,193(日本円で約156万円)年間で$28,386(日本円で約312万円)となります。
学部受講の英語力条件はIELTS 6.0、TOEFL 71、Duolingo 100または付属語学プログラム(IEP)を修了しかつIELTS 5.5、TOEFL 59、Duolingo 90のいずれかの英語力証明が取得できれば受講が可能となります。
イーストベイ校は最寄りはサンフランシスコ国際空港、オークランド国際空港、サンノゼ国際空港となります。航空券代は往復で15万円ほどかかります。航空券代、海外旅行保険、ビザ申請にかかる費用を含めて学部留学の場合は350万円ほどとなります。
留学費用:語学プログラム8週間2ターム+学部1セメスター(合わせて1アカデミックイヤー)受講
年間 | 日本円概算($1=110円) | |
授業料と諸費用(語学2ターム+学部1セメスター) | $10,679 | 約118万円 |
寮費・食費 | $19,000 | 約209万円 |
学生ビザ取得費用 | $510 | 約6万円 |
航空券代 | 約15万円 | |
海外旅行保険 | 約20万円 | |
合計 | 約368万円 |
学部受講の英語力条件を満たしていない場合は語学プログラムの受講をしてから学部のプログラムを受講と組み合わせることも可能です。
半期語学+半期学部の計1年間で留学プランを立てる場合、語学2タームの、1アカデミックイヤーで$29,679(日本円で約327万円)となり、航空券代や海外旅行保険、ビザ申請にかかる費用を含めて約368万円ほどとなります。
6.番外編 大学付属語学学校留学 予算:250万円
残念ながら四年制大学では年間の留学費用を200万円までに抑えるのはなかなか難しいところです。
ただし、実は大学のプログラムでも語学のプログラムと学部のプログラムは授業料が異なるので、語学のプログラムであれば費用を抑えて留学が実現できる学校があります!
またまた登場!ケンタッキー州マリー州立大学付属語学学校留学のおすすめポイント
①カンバセーションパートナー制度あり!
マリー州立大学の語学プログラムはアメリカ人大学生ともコミュニケーションがとれるように「カンバセーションパートナー制度」を設けており、週に1回カフェテリアで食事をしたり、映画を見たり、スポーツの試合観戦や食料品など買い物に行ったりして過ごします。
日本人が少ない大学なので、カンバセーションパートナー制度を通してアメリカ人学生も日本の文化や言語について学ぶ機会が得られるとのことで、現地学生も積極的に参加しています!
②学部生と同じ学生寮に滞在し、施設の利用も可能
マリー州立大学の場合、学部の学生も語学プログラムの学生も同じ学生寮に滞在します。そのため、学生寮のルームメイトと一緒に生活することが英語の勉強にもなり、その後、学部の受講も考えているのであれば大学の授業のこともルームメイトを通して聞けるチャンスがあります。
そのほか、大学のフィットネスジムや図書館、ヘルスケアセンターなど大学内の施設の利用は学部の学生と同じように使用をすることができるという点がおすすめです。
留学費用:語学プログラム4ターム(計32週間、1アカデミックイヤー)受講
年間 | 日本円概算($1=110円) | |
授業料と諸費用(語学4ターム) | $7,432 | 約82万円 |
寮費・食費 | $9,784 | 約108万円 |
学生ビザ取得費用 | $510 | 約6万円 |
航空券代 | 約18万円 | |
海外旅行保険 | 約20万円 | |
合計 | 約234万円 |
マリー州立大学は1ターム8週間の授業料+寮費・食費は計$4,304(日本円で約47万円)と短期留学でも費用が抑えやすくておすすめなのですが、4ターム(1アカデミックイヤー)で計$17,216(約189万円)となります。
マリー州立大学の最寄りのナッシュビルまでの航空券代とビザ申請にかかる費用、海外旅行保険を含めて約234万ほどで留学ができるプランです。
各大学のプログラムでの留学をご希望の方、予算から自分にあった留学プランを考えたいという方、まずは気軽にSKYUSへご相談ください!
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