アメリカの大学で学部聴講とは? #
アメリカの中には留学生に向けた”授業聴講”を提供している大学があります。
全ての大学で可能なわけではなく、正規学生ではない留学生に向けた特別なプログラムとして提供している大学があり、留学生がアメリカ人学生と一緒に講義を受け、大学生活を体験できることを目的としたプログラムです。
大学によっては単位の取得をすることも可能となり、さらにその単位を自大学単位として認定する日本の大学もあります。
アメリカの大学で学部聴講に必要な英語力は? #
多くの4年制大学で学部聴講するには、TOEFL 80~100程度やIELTS 6.0~6.5以上の英語力が必要であったり、学業成績が優秀であることといった条件があります。
コミュニティカレッジでの学部課程の授業を聴講する場合はもう少し求められる基準も下がります。近年は日本の大学が留学を推奨するようになり、コミュニティカレッジの履修でも単位認定してくれる大学もあるようです。
英語力を向上させるためにはどうしたらいい? #
学部聴講に参加する場合、各大学が設ける英語力の証明を提出する必要がありますが、もし英語力の証明ができなかった場合でもそれぞれの大学付属の語学学校にて語学プログラムを受講することも可能です。
語学プログラムの受講の場合も大学の施設利用やクラブ活動参加は学部聴講の方と同じ扱いとなります。
近年カリフォルニア州立大学などで人気の「Semester@プログラム」では4月〜8月中旬まで大学付属語学学校で語学プログラムを受講し、8月中旬〜12月中旬(秋学期)をSemester@プログラムで学部聴講します。
英語力がまだ足りない方も、最初の4カ月で英語力を向上させ、8月中旬〜の秋学期は、アメリカの大学生と同じ授業を受けることも可能です。