【9月6日】アメリカ留学にワクチンパスポートは必要？

こんにちは！

最近日本でもワクチン接種が進んできており、留学前にワクチン接種を終えてから渡航される方も増えてきました。

アメリカは入国においては飛行機搭乗の72時間以内に受けるPCR検査の陰性証明書の提出は義務となっていますが、ワクチン接種に関しては現時点では義務ではありません。

そのため、ワクチン未接種であったとしてもPCR検査の陰性証明書があれば入国はできます。

▶渡航前にPCR検査を受けるには？

ただし、8月17日よりニューヨーク市では特定の屋内活動についてワクチン接種を義務化する措置の運用が開始され、9月13日に義務化されることになりました。

Vaccination Proof for Indoor Activities (Key to NYC)

As of August 17, people 12 and older are required to show proof they have received at least one dose of a COVID-19 vaccine authorized for emergency use by the FDA or WHO for:

Indoor dining
- Includes restaurants, catering halls, event spaces, hotel banquet rooms, bars, nightclubs, cafeterias, grocery stores with indoor dining, coffee shops and fast food or quick service with indoor dining
Indoor fitness
- Includes gyms, fitness centers, fitness classes, pools, indoor studios and dance studios
Indoor entertainment
- Includes movie theaters, music and concert venues, museums, aquariums and zoos, professional sports arenas, indoor stadiums, convention centers, exhibition halls, performing arts theaters, bowling alleys, arcades, pool and billiard halls, recreational game centers, adult entertainment and indoor play areas

This new requirement — called the Key to NYC — also means staff at these locations must be vaccinated.

Note: People who have proof they received an active COVID-19 vaccine during a U.S.-based clinical trial will also be permitted at the above activities.

※（ニューヨーク日本国領事館発表　日本語要約）

ニューヨーク市では以下の屋内活動が対象となり、当該施設の従業員に加え、12歳以上の施設の利用者（客）は米国食品医薬品局（FDA）又は世界保健機関（WHO）において緊急使用が承認された新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種していることを示す証明が求められる。

・屋内飲食
・屋内でのフィットネス
・屋内娯楽施設及び興業（劇場、美術館等の屋内施設も対象となります）

ワクチン接種を証明する書類は以下のとおりです

・NYC COVID Safe App： Android | iOS.

・Excelsior Pass：https://covid19vaccine.health.ny.gov/excelsior-pass-and-excelsior-pass-plus

・CDC Vaccination Card：https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/second-shot.html#vaccination-second-shot

・NYC Vaccination Record：https://www1.nyc.gov/site/doh/services/cir-parents-guardians.page

・ニューヨーク市以外又は米国外で発行された公的な接種記録（注）
（注）ニューヨーク市以外又は米国以外で発行された公的な接種記録については、以下の情報が記載されている必要があります。

氏名
生年月日
接種したワクチンの名称（WHOが承認したもののみ）
接種日
接種場所又は接種した人の名前

（参考）WHOが承認している新型コロナウイルス・ワクチン
ファイザー、アストラゼネカ、ジョンソン＆ジョンソン、モデルナ、シノファーム、シノヴァック、セラム・インスティトュートオブインディア

日本のワクチンパスポートは有効？

上記の通り、ニューヨーク市では米国外で発行された公的な接種記録は5つの項目が明記されている必要があるのですが、日本のワクチンパスポートのフォーマットでは残念ながら「接種場所又は接種した人の名前」までは明記されていないようです・・・

しかしながら無効かというとそういうわけではないようですし、アメリカ準州のグアムでは日本のワクチンパスポートが正式な証明書として認められており、これから他の州においてもワクチン接種証明書の持参が必要な場合も出てくる可能性がありますので、「ワクチンパスポートは準備可能あれば持参する」ことをおすすめします。

アメリカ国内の状況も変わってきますので随時変更があり次第ご報告したいと思います！

最新情報は以下「新型コロナウイルス（COVID-19）に伴う当社の対応とアメリカへの渡航情報について」ページからもご確認いただけます！

▶新型コロナウイルス（COVID-19）に伴う当社の対応とアメリカへの渡航情報について

続報：【9月27日】11月よりアメリカ入国前はワクチン接種義務化に！