現在、アメリカの中間選挙が行われている真っ最中で、日本でもニュースで大きく報じられていますね。
アメリカでは若者の間でも政治に対する関心が高く、日本と比べて投票率が高くなっています。
アメリカの大学生の投票率は、2020年のデータでは66%が投票し、2016年と比べると14%増加したそうです。(The Institute for Democracy and Higher Education at Tufts University調べ)
日本では、10代の投票率が35.4%、20代は33.9%(令和4年参議院議員通常選挙投票率)とのことなので、日米の大学生の投票率には大きな差がありますね。
そんなアメリカでは、様々な学生団体が大学生の政治への関心を更に高めようという動きをしています。
Voters of Tomorrow
Campus Vote Project
政治家の間でも学生たちの選挙への影響力を重視しており、全米を回っているバイデン大統領も、フロリダ・メモリアル大学、ニューヨークのサラ・ローレンス大学、セントラル・ニューメキシコ・コミュニティ・カレッジ、カリフォルニア州のミラコスタカレッジ、メリーランド州のボウイ州立大学で講演を行っています。
米最高裁が中絶禁止を容認することとなった「ドブス事件」は全米で賛否両論が巻き起こり、学生の政治活動も大きく動かしています。
10月に行われたVoters of Tomorrowの世論調査では、激戦州の18歳から24歳の有権者にとって、中絶問題が一番の関心であることがわかったとのこと。
その他にも、銃規制、学生のローン、気候変動の脅威など多くの問題についても学生たちは大きな関心を寄せています。
さて、今回の中間選挙ではどのような結果が出るのでしょうか。
アメリカだけではなく海外へ留学すると、年齢に関係なく、政治や社会問題についての意見交換をする機会が多く出てきます。
アメリカ留学を考えている方は、ぜひ今回の中間選挙にも興味を持って、そして日本の政治についても考える機会にしてくださいね。
参考:
Pushing Their Peers to the Polls, INSIDE HIGHER ED
Voters of Tomorrow
Campus Vote Project
The Institute for Democracy and Higher Education at Tufts University
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