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▶ カリフォルニア大学アーバイン校エクステンション留学生インタビュー<前編>授業と日々の過ごし方
<留学生のプロフィール>
Lukeさん(大学生)
留学タイプ:エクステンション留学
留学先:カリフォルニア大学アーバイン校エクステンション (UCI ACP)
留学期間:2023年9月~2024年7月
滞在先について教えてください
アメリカに来て最初の3ヶ月、10月から12月まではホームステイでした。そこのホームステイの方たちは良い人で、でも基本的にずっと“Help Yourself”「ご自由にどうぞ」っていう感じなので、家族というよりはお客さんっていう感じでした。
でもすごく過ごしやすくて、そのホームステイ先の隣に住んでたホストマザーの姪御さんともすぐに仲良くなれました。アーバインのカレッジに通っている子で、自分とよく話してくれました。アメリカに来てすぐなので英語力も全然ないのに、そういったアメリカ人の優しい子がすごく頑張って会話してくれようとしてくれた。それはすごい自分にとってありがたかったです。
その3ヶ月のホームステイが終わったあと、ベースボールチームのチームメイトがルームシェアの枠が1個空いたから来なよって言ってくれて、チームメイトの1人とそのチームメイトの彼女と自分の3人でルームシェアっていう形で住むことになりました。
大学のすぐそばにあるんですけど、ここまでスクーターに乗ると大体5分くらいで、UTCっていう大学院の隣にあるレストランや郵便局だったり、何でもあるところにも3分ぐらいで行けるし、大学生が使うモールみたいなスーパーもすぐ近くにあるし、すごく便利です。
自炊はしていましたか?
はい、結構作って食べることが多かったです。やっぱり外食ってなると1食20ドルぐらいして、そうなると月の予算がオーバーしてしまうので、基本的には昼も夜もあんまり外食はしないようにしていました。
Trader Joe’sっていう何でも美味しいスーパーがあるんですけど、そこで冷凍食品のチャーハンを買ったり、オレンジチキンとか買ったり、サーモンとお肉も置いてあるので、サーモンを買って切って冷凍しておいて、食べる時にはオーブンを使ってホイル焼きとか作ったり。あとはステーキを自分で焼いたりして、なんとか自炊はしてました。
アメリカの野球部について教えてください
日本でも体育会系の野球部には入ってたんですけど、アメリカではまず学生というよりは選手のような形で扱われるのが違いでした。道具も支給されて、ユニフォームとかもプレイしたあと汚れるんですけど、それも洗濯カゴに入れたら翌日綺麗になってロッカーに入っているという。本当にプロみたいな贅沢な環境でみんなプレイしていて、その分やっぱり打ち込めるんですよね、各自やりたいことに。
あと、こっちの人たちは練習内容も課題が明確というか。具体的な例でいうと日本だったらフリーバッティングっていうバッティング練習をするんですけど、ただボールを打って終わりで、各自おのおの意識することはあるんですけど、共通の課題はないというスタンスだったんです。
アメリカの練習はバッティング練習が始まる前に、バッティングコーチの方から「今日はセンター方向に90マイルの打球をライナー性で角度何度以内で打つ」といった、すごく具体的な課題を与えられて、それを4チームに分かれて、その本数を競うんです。で、最後に最下位だったチームはグラウンドを走る。でも僕の場合はやっぱり全力で打っても90マイルに届かないことが多かったので、だいたい自分のチームがドベでした(笑)。チームメイトから「オイ〜」って言われていました。
野球部には何人ぐらい在籍しているのですか?
50人ほどいます。自分は練習のみの参加だったんですけど、5人ほどStudent Managerという人もいて、ブルペンキャッチャー専用の人が2人、あとは解析班の人が2人いて、総勢大体55人でした。自分はマネージメントにはあまり関わらなかったんですけど、練習のみの参加と、試合中の時はStudent Managerという形で入れさせてもらっていました。
試合の時はどのような役割でしたか?
試合の時は、基本的にはダグアウトに全員に入るんですけど、自分はStudent Managerで試合に出られない立場なので、チームメイトとダグアウトで話しながら試合を見るという、どっちかというとファンみたいな形だったんですけど。それでのんびり楽しく自由に声を出して。
アメリカのチームって何言ってもOKみたいな文化がすごいあって、それも面白かったりしました。汚い言葉を言ったり、向こうも言ってくるので、罵り合ってることもあります。たまにプレイ関係なくベンチ同士で罵り合っているようなこともあって、それも面白かったりと。
日本の試合とはどんなところが違いましたか?
日本の試合では、監督がバッターに対して「さぁ、いこう!」や「ここを一発打とう」といった声をかけるのが一般的です。一方で、アメリカでは監督がピッチャーやランナーコーチ、さらには相手のベンチに対しても声をかけることがあります。バッティング練習の際にはヤジも飛んでくるので、耐性がつくかもしれません。
UCアーバイン野球部の成績はどうでしたか?
アメリカの大学野球はディビジョン1、ディビジョン2、ディビジョン3の三つのグループに分かれています。それぞれに約300チームあり、合計で約900チームです。ディビジョン1はスカウトで選手を集めるため、上手な選手が多いです。
UCアーバインのチームはディビジョン1の中で最終的に21位でフィニッシュし、一時は全米9位にランクインしました。今年はワールドシリーズに行けるかもしれないと期待されていましたが、強い名門チームに負けて引退という形になりました。それでも、多くを学び、チームメイトも謙虚で意識が高く、アジア人である自分に対しても守備の意識について質問してくれるなど、心地よく過ごせました。差別も全くなく、非常に良い環境でした。
野球部の経験を通して学んだことは?
アメリカの人たちは目の前の勝負に全力を尽くします。例えば、日本では三振しても「次がある」と切り替えることが多いですが、アメリカでは三振や失点に対して非常に悔しがり、その一瞬に全力を尽くす姿勢が印象的でした。アメリカのチームメイトからは「逃したチャンスの分だけピンチになるから、来たチャンスを全力で掴むべきだ」と本気でアドバイスをもらい、その言葉が心に響きました。この経験から、どんな機会も無駄にせず、ハングリーさを持って努力する重要性を学びました。
UCアーバインの大学の印象は?
日本の大学と比べて学業的には講師やチューターが非常に親切で、生徒に対するサポートが充実していました。安心感があり、すぐに頼れる環境でした。部活動においても、名門大学として施設が整っており、ヘッドコーチも親切で経験豊富でした。急に留学で入った自分に対しても、心広く受け入れてくれる姿勢がありました。アジア人として不安を感じるかもしれませんが、フレンドリーで過ごしやすい印象が強かったです。
留学サポートをSKYUSに決めた理由を教えてください!
SKYUSに決めたのは、やっぱりサポートが一番手厚かったからという理由です。特に契約していないにも関わらず、何度も電話やオンラインミーティングで相談に乗ってくれました。UCIにわざわざ行ってくださり、雰囲気を伝える動画を送ってくれたおかげで、ビジョンが明確になりやすかったです。
あと、デメリットについても隠さずにはっきり伝えてくれました。「ここは確かにデメリットですが、こういう選択肢もあります」といった具合で、すべての情報を正直に教えてくれたので、両親と相談して、一番信頼できると思い、SKYUSさんにお願いしました。
5社ほど話を聞きに行ったり見たりしましたが、やっぱりSKYUSさんが一番でした。質問をするとすぐに「電話の方が良かったら電話します」と言ってくれるなど、心配事が全然なかったです。留学に関する情報が全くない状態だったので、そのサポートは非常にありがたく、一番親切だったのがSKYUSでした。それが一番大きな理由です。
留学中のサポートはどうでしたか?
個人的に留学前よりも、留学中のSKYUSさんのサポートがありがたかったです。常識や文化が違うと、自分では普通だと思っていたことがホストファミリーの方と食い違うことがあり、英語もできない自分が言いづらかった部分もありましたが、少し相談しただけで解決に動いてくれました。留学中のサポートが自分にとってはとてもありがたかったです。
留学して良かったと思いますか?
はい!もちろん良かったです。もっといたいなとは思うのですが、就活や日本の大学のこともあって、留学して約1年になりましたが、本当に良い経験でしたね。
これから留学する方へメッセージをお願いします!
留学するにあたって、英語力や文化の違いなど、不安要素の方が多いのが本音だと思いますが、実際にこっちに来たら、皆さんが思っている以上に楽しいことと貴重な経験が待っています。ためらわずに、もし迷うことがあったら、より勇気がいる方、より貴重な経験ができる方に飛び込んでみると、それが正解の選択だったりすると思います。
勇気を出して、「Just Do It!」という感じでトライしてみてください。困った時はどうしたらいいかというと、困った時はSKYUSさんに頼っていただければ、何やかんやサポートしてくれると思います。何やかんや、ほんとうに全部うまくいくと思います!
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