アメリカの大学編入の前に単位やGPAを確認する方法

日本の大学からアメリカの大学へ編入する方法については、以前ブログにてご案内をさせていただきました。

日本の大学からアメリカの大学へ編入する方法

日本の大学の単位がアメリカでも認められる?

編入については「日本の大学で取得した単位が互換できるのか知りたい」、「自分の大学のGPAが5段階なので、アメリカの算出方法でGPAはどのくらいになるか知りたい」というご相談もよくいただきます。

アメリカは世界各国からの多数の留学生の受入れをしていることもあり、アメリカ以外の国における教育制度をアメリカの基準に合わせて審査する”Credential Evaluators”(資格認定評価機関)があります。

海外留学を計画している学生にとって、この評価機関の査定は重要な役割を果たします。そのため、大学もすべての評価機関での審査を認めているわけでなく、各大学指定の評価機関での評価をもってして、アメリカ以外の大学の単位互換について認可をしています。

どのくらい日本の大学で取得した単位が互換できるのか確認をして、アメリカの大学卒業(学位取得)までにあとどのくらいの単位数が必要になってくるか、アメリカの大学に編入する際はまずご自身の大学のGPAや履修してきた科目がアメリカの審査基準に換算してどうか調べてもらう必要があります。

また、日本とアメリカの大学のGPAは換算方法が異なるので、在籍している大学の評価方法によっては「アメリカ方式で換算するとGPAが上がった!」ということもあります。

大学によっては単位互換はThe National Association of Credential Evaluation Services (NACES®)という評価団体に加盟している評価機関を通して単位互換がどのくらい可能か確認をする必要がありますが、今回はアメリカ留学. USの推薦校の一つ、マリー州立への編入について、編入前に必要な単位や成績を確認するために、評価機関へ申請する方法についてご紹介したいと思います!

マリー州立大学についてはこちらから!

アメリカでは珍しい授業料がアメリカ現地学生と同額で、生活費を抑えられ、日本の市立大学へ通うくらいの授業料で留学可能な学校です!

※マリー州立大学への編入に関しては大学ウェブサイトの「Information for Transferring Credit 」にて詳細をご確認ください。

評価機関へ成績証明書の審査を依頼

米国外の教育機関で取得した単位は、評価機関にて適切な評価を受けた後に編入受け入れが検討されます。

大学などの教育機関が単位を認めるには、在籍している大学がその国の教育認定機関(日本は文部科学省)に認定されている必要があります。

学生は、履修した科目一つ一つ(COURSE-BY-COURSE)の評価レポートを出してもらうにあたり、評価機関に成績証明書などの書類を送付し、大学から指定をされた評価機関から直接大学へレポートを送信してもらうことが必要となります。

マリー州立大学では、以下の3つの評価機関からコースごとの評価(COURSE-BY-COURSE)のみを受け付けています。

①WES(World Education Services)

WESウェブサイト

WESの場合はオンラインでアカウント作成、申請をした後、英文成績証明書(必ず封をした状態)を直接WESのアメリカのオフィスに郵送をして審査をしてもらいます。

郵送にて書類が届いた後、7営業日で審査をしてくれます。

審査にかかる費用は$208で、別途郵送料が$10~$75(郵送方法によって異なる)がかかります。

②SPANTRAN

SPANTRANウェブサイト ※マリー州立大学専用の評価申込みはこちらから▶

Course, Credits, and G.P.A (course by course)を選択し、必要情報を入力、英文成績証明書のアップロードをして評価をしてもらいます。

マリー州立大学の大学担当者の話ではこのSPANTRANを使用して査定をしてもらう学生が多いとのことです。

書類は郵送またはメール(ドキュメント認証システム:DVS利用、日本の場合$120の料金がかかります)でSPANTRANへ提出します。

評価にかかる料金は審査にかかる期間によって異なり、10営業日の場合$190、5営業日の場合$270、2営業日の場合$420と短期で査定をしれもらおうとすると料金が高くなるため、余裕を持って査定をしてもらうようにしましょう。

③ECE

ECEウェブサイト

Course by Courseを選択し、アカウント作成後、申請を進めていきます。

日本の学生専用の準備書類案内ページ

オンラインにて申請を進めた後に、日本の大学の英文成績証明書(すでに学位を取得した方は卒業証明書)などを郵送でECEへ送ります。

評価にかかる料金は$195~$235となり、以下の項目を評価してくれます。

  • U.S. equivalence for each educational credential(在籍大学と米国大学との同等性)
  • Credit and grade equivalents for university level courses(大学レベルにおける単位と成績の等価)
  • Grade average for each educational credential(アメリカ式換算でのGPA)
  • Identification of upper-level courses for undergraduate or professional studies(学部課程または専門職学位課程の上級コースに該当するコースの特定)

どのようなレポートがもらえるの?

一例としてECEのレポートをご紹介します。

レポートにはアメリカでの単位(U.S. Credit)や成績(U.S.Grades)などが記載されます。これをもって、正式な編入先の大学に単位互換や編入の可否の判断をしてもらうことができます。

ECEのレポート見本

評価機関からのレポートを大学へ提出

マリー州立大学の場合はWES、SPANTRAN、またはECEの3つの評価機関を認定しており、いずれかの評価機関から直接マリー州立大学の事務局へ送付してもらうこととなります。

届いたレポートはマリー州立大学によって審査され、互換可能な単位が決定されます。

最終的には大学がどのくらいの単位が互換できるのか判断をしますが、アメリカは「単位制」で授業料も「1単位いくら」と決まっているので、少しでも単位が互換できれば授業料をその分抑えることができることとなります。

アメリカの大学編入にご興味のある方はぜひお問合せくださいね!

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