就職活動に活かせる休学留学と、企業が求める留学経験とは?

近年、大学生が長期間休学することは一般的になり、アメリカ留学.US にも大学生の方から多くのお問い合わせをいただいております。
せっかく就職活動前に留学するのであれば、就職活動に活かせる経験を積んで帰ってきたいという大学生の方も多く、日本事務局でもよくご相談を受けています。

今までに数多くの日本人大学生の長期留学をお手伝いしてきた経験を元に、今回は就職活動に活かせる休学留学と、企業が求める留学経験についてご紹介いたします。

休学留学とは?

在籍する大学を1学期から1年程度休学し、その期間海外留学することを「休学留学」と呼びます。
大学が協定を結んだ姉妹校への「交換留学」は、選考に残った一握りの学生しかできないことでした。

しかし、留学先で取得した単位やクラス、経験したことを大学の単位として認める「認定留学」の制度を設ける大学も増えていたり、休学期間も長めに設定できたりと、近頃は大学側も休学や海外留学に対して柔軟な制度を設けるようになってきました。

休学留学を計画する場合、就職活動が始まる前に復学するために大学2年次もしくは3年次で休学する人が多いようです。

欧米では昔から一般的な「ギャップイヤー」

欧米では昔から、海外留学やインターンシップ、ボランティア、世界一周旅行などのために1年単位で大学を休学したり、高校から大学に進学する間や、大学卒業後にその期間を設けることが一般的に受け入れられており、その期間は「ギャップイヤー」と呼ばれています。

企業側もこの「ギャップイヤー」は個人の世界観やキャリア形成に有効な経験だと考えているので、卒業が遅れたとしても、むしろこの経験と行動力が就職活動の際に評価されます。

日本では「新卒」というステータスが大変重視されていたため、長期間の休学は就職活動にもマイナスに捉えられてきましたが、近年政府が海外留学を推進し、企業も学生個々人の経験を重視するようになり、「休学留学」もより多くの学生がチャレンジできる環境になってきました。

休学留学で何ができる?

休学留学は自由にプランを組むことができるので、これと決まったものはありません。
自由度が高いので計画を立てることが大変な面もありますが、自分の目的に合った留学を実現できることが、休学留学の最大のメリットです。自由がある分、出発前に綿密に計画を立てておく必要があります。

大学生の休学留学でできること
・語学学校に通って英語力アップ
・現地の大学やカレッジの授業を受けて単位を取得
・TOEFL、TOEIC、ケンブリッジ英検などの資格取得
・ボランティアに参加
・現地の企業でインターンシップ
・文化、スポーツなどのレッスン受講
・休暇を利用して一人旅
・サークルやクラブ活動で趣味の仲間作り
・世界各国の学生と共同生活

上記は一例ですが、希望して行動を起こせば大抵のことは実現できるのではないでしょうか。
英語力によっては難しいこともあるかもしれませんが、1年間という時間があれば、最初の数か月間で集中的に英語力を伸ばし、後半は別のことにチャレンジする、ということもできます。

就職活動で評価される留学経験とは

留学する前には想像できないほど、留学から得られる経験はたくさんあります。
英語力など目に見える成果はもちろんですが、日本とは文化も価値観も全く違う環境に一人で飛び込むことで、良いことばかりではなく、悔しい思いをしたり、たくさんの壁を乗り越え、今まで気づかなかった自分を発見することができます。

それだけでも留学の成果は大いに感じられるはずですが、就職活動という目的を持っている場合、更にしっかりと計画的に行動することが必要です。

企業は単に留学した人を求めているのではなく、どんな経験を通して国際感覚や問題解決能力、コミュニケーション能力を養ったかを見ています。

企業が評価するポイント

  • 何を目的に留学したのか? → 計画性・自己分析力
  • その目的のためにどんな行動を起こしたのか? → 行動力
  • そこで直面したピンチをどう乗り越えたのか? → 問題解決能力
  • どんな成果を残したのか? → 職務遂行能力
  • どんな場面で英語を使ったのか? → 実践的な英語力

休学留学中に現地企業でのキャリアトレーニング(インターンシップ)を経験し、帰国後の就職活動で大手企業5社から内定を獲得した学生さんは、このようにお話されていました。

どんな目的をもって留学し、どう行動したか、そこでどんなことを学び、どんな成果を得たか、面接では細かく質問されました。それに加え、学校で学ぶだけではなく、英語をツールとして活動した経験も、就職活動において企業にも高く評価されたのだと思います。

海外進出する企業も増え、海外経験を持つ学生へのニーズは高まっていますが、企業は留学をした事実を求めている訳ではありません。
その行動力や勇気、環境の変化を乗り越えた経験、その経験を帰国後どのように活かしているかを評価しています。

まとめ

留学前に「目的」や「目標」をしっかりと整理し、計画性を持って行動するということは、就職活動を控えた方だけではなく、留学自体を納得いくものにするためにとても大切なことです。

就職活動の前には必ず「自己分析」を行いますが、就職活動に活かせる休学留学をしたい方は、留学前に一度自己分析をして目的や目標を明確にすることをお勧めします。
その上で留学がその目的に合ったものかどうかを確認してみると良いでしょう。

自分自身で目的や目標がわかっていれば、思いもよらない状況に直面した時にもポジティブにとらえ、乗り越えることができます。
数か月から1年単位の海外留学は、社会人になってからではなかなか実現できないことです。
留学後に自信を持って堂々と就職活動できるよう、皆さんの休学留学の成功を願っています!

休学留学についてはこちらもチェック!

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