アメリカの大学で学ぶ理由

日本人のアメリカ留学の傾向

新型コロナウィルス蔓延で留学希望者が減少する中、蔓延前と最も変わらない留学希望者数だったのがアメリカの大学進学だったのではないでしょうか。

IIE Open Doorsによると、2020/21のアメリカへ学生ビザを有して留学した日本人学生の在籍数は11,785人で、そのうちの61.5%が大学の学部、22.7%が大学院、への留学でした。

実に80%を超える学生が大学や大学院を選択しているのです。

大学や大学院での正規授業以外の留学生はコロナ前と比較し64%も減少する中、大学は14%減、大学院に至ってはわずか12%減に留まりました。

もちろん他国に至っては国境の閉鎖もあり、更に多くの留学生減少となりました。

民間の留学事業者や海外政府機関等の73団体で構成される一般社団法人海外留学協議会「JAOS」の『日本人留学生数調査2021』によると、2020年の年間留学生総数は18,374人で2019年の24%に激減していました。

実際、日本の名門高校の間でも、年々海外の大学を目指す動きは高まっています。その中でもアメリカへの進学は他国より断然多い数となります。

ホームページによると東大進学者を現役合格137名輩出する開成高校でも2022年度のアメリカ大学の合格者は12名(海外合計13名)、全国トップの広尾学園高校ではなんと105名のアメリカ大学の合格者を出しました(海外合計184名)。

なぜ、アメリカへの進学はそこまでの人気を得ているのでしょうか。

アメリカの高等教育

日本とアメリカの高等教育制度には大きな違いがあります。
まず、日本の4年制大学は約800校、短期大学を含めても1200校程度ですが、全米教育統計センター(the National Center for Education Statistics)の発表によると、アメリカの大学は2019-20年時点で約3,982校にもなります。

また日本における文部科学省認可の専門学校に当たる教育は一般的に高等教育機関にて行われることもあり、大学で学べる分野も多種多様であり、様々な教育が提供されています。

機会均等の教育精神から、国内外にその門戸を広く開放しており、世界各国から留学生が集まるのもアメリカの大学の特徴です。

短期間で職業技術も身に着けたいならコミュニティカレッジへ行くのがよいでしょう。

またアメリカでは2年制大学から4年制大学へ編入するシステムが一般化されています。これは在学中のコストを軽減するためにとても有効なシステムであるとともに、英語が母国語ではない日本人にとっては、このシステムを利用して大学に進学する方法もあります。また、より専門的で本格的な研究は大学院で行うのが伝統的な考え方なので、4年制大学では日本以上に、より幅広い一般教養を学びます。

また先述のとおり留学生も多数在籍するため、英語力が足りていない学生対象の付属英語コースが充実している大学・カレッジも多くあります。
またそれらの英語コースと学部授業が同時並行で学べるプログラムや、大学入学の条件付き制度を持っている大学も数多くあります。

あなたの目指したいものや就きたい職業、学びたいことから、必要な学位やプログラムを選ぶことが可能です。

アメリカの高等教育機関の違い

名称取得可能学位必要な英語力の目安年間概算授業料
コミュニティーカレッジ準学士号
Associate Degree
TOEFL(P) 400~
(CBT)
$3,500~$15,000
ジュニアカレッジ準学士号
Associate Degree
TOEFL 450~
(CBT)133~
$7,000~$20,000
州立大学学士号
Bachelor’s Degree
TOEFL 500~
(CBT) 173~
$6,000~$35,000
私立大学学士号
Bachelor’s Degree
TOEFL 450~
(CBT) 133~
$15,000~$45,000
リベラルアーツカレッジ準学士号・学士号
Associate Degree / Bachelor’s Degree
TOEFL 450~
(CBT) 133~
$15,000~$45,000
大学院・ロースクール・ビジネススクール修士号・博士号
Master’s Degree / Doctor’s Degree
TOEFL 500~
(CBT) 173~
$15,000~

アメリカ留学で得られる経験

アメリカの高等教育機関へは日本人のみならず、全世界の留学生が集まっています。アメリカの大学・大学院で学ぶことで、世界中にネットワークを広げることができ、アメリカだけではなく世界の様々な国に対する理解を深めることができます。

また、アメリカには世界のビジネス、政治、金融、文化、芸術、スポーツなど、ありとあらゆる分野での最先端が揃っています。そのような環境に身を置くことで、マーケットやトレンドに敏感になり、感性が磨かれることでしょう。

そしてアメリカの大学では民間企業や行政機関、非営利団体などと連携したプログラムも多く存在します。学生でありながら実社会の経験も積むことができたり、第一線で活躍する方々と接することも可能です。

アメリカの教育機関はアメリカ人だけではなく、世界中の人々に門戸を開いています。ぜひこのチャンスを大いに活用し、あなたのキャリアや人生の幅を広げる経験に踏み出してください。

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