【9月15日】州別に見る学校(小中高)でのマスク着用義務化

みなさん、こんにちは!

アメリカの大学の多くが対面式とオンラインのハイブリッド型で授業を行っていますが、全米の多くの小・中・高校は全面的に対面式授業を実施しています。

その中で、この2週間だけでも50万人近い子供達が陽性反応を示しており、対面式授業に戻ったことで感染者数が急激に増加しています。12歳から17歳の半数以上が少なくとも一回目のワクチンを接種していますが、12歳以下の子供はワクチンの対象外となっています。

CDC(米国疫病対策予防センター)のガイダンスでは、学校でのマスキングを示唆しているにも関わらず、州レベルでは学校でのマスキング要求に対する統一された対応がされていません。州だけではなく、郡レベルの境界線によっても政策は大きく異なっている状況です。

東西海岸とワシントンD.C.を中心とした16州のみが学校でのマスク着用を義務付けており、ルイジアナ州のようにここ数ヶ月で感染者や死亡者が急増している州もあります。

ネバダ州では、人口10万人以上の郡の幼稚園児から高校生までを対象にマスク着用を義務付けています。

一方で、南部や南西部を中心とした8つの州では、学校の生徒に対するマスクの義務化が全面的に禁止されています。

クラスターになりやすい学校でのマスク着用の義務化に関しては、ここ数週間で政治的な議論の最前線にもなっています。

一日でも早く安心して学校生活を送ることができる環境になって欲しいと願いつつも、現時点で学校に通う生徒さん達、先生、職員の方々が少しでも安全な環境を作っていく方向に進んで欲しいですね。

ニューヨークやロサンゼルスなど、一部の屋内施設への入場にはワクチンパスポートの提示が義務付けられ始めていますし、多くの大学でも強くワクチン接種を推奨しています。

留学生においても、ワクチン未接種の学生には、留学後直ぐにワクチンをワクチンを接種できるようにガイドラインがひかれている大学も非常に多くなっています。

みなさんも引き続き健康面にはご留意くださいね!!

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