こんにちは!
アメリカの大学では対面の授業も始まっているものの、意外にも学生からはオンライン授業も生活費用を抑えらえるという点であえてオンラインを選択する学生も多い傾向もあるとのことです。
また、大学側としてもオンラインだと多くの学生を受け入れることができるため、対面よりも運営に費用が掛からない面もあり、今後もオンラインと対面の両方で授業が提供されていくような動きがあります。
特にアメリカでは年々授業料が高騰しており、カリフォルニアの大学の担当者に話を聞いたところ、教授の給与も10%コロナ前から上がってきているようで、ますます授業料が上がっていくことが考えられます。
「授業料に見合う価値の提供」として様々な教育関連の方が頭を抱えていることと思います。
タイトルに挙げた「メタバース」という用語、最近よく耳にしますよね。
「メタバース」とはコンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指すそうで、アメリカの大学でもオンラインだけでなく、このメタバースを活用して授業が展開される動きがあるそうです。
すでにアメリカのスタンフォード大学では、Meta(旧称Facebook)の一部門「Facebook Technologies」が開発したバーチャル・リアリティヘッドセットであるOculus Quest 2とVR環境を活用して行われるコース「Virtual People」が開始されています。
Stanford Newより引用
Stanford course allows students to learn about virtual reality while fully immersed in VR environments
Students in Stanford’s Virtual People course meet in a virtual environment and learn how to navigate the virtual reality space with their headsets and handheld controllers by having a “teleport” race from one side of a simulated room to the other.
日本語訳)スタンフォード大学のバーチャルピープルコースの学生は、仮想環境で集まり、シミュレートされた部屋の片側から反対側に「テレポート」レースを行うことで、ヘッドセットとハンドヘルドコントローラーを使用して仮想現実空間をナビゲートする方法を学びます。
アメリカでは一般企業も大学の研究や学生の学びに積極的に関わり、産学連携で授業が提供されることも多く、興味深い授業や研究が展開されています。
コロナの影響で今までできたことができなくなったということも多く経験しましたが、このように新しい技術の進歩によって、今までできなかったことができるようになる、新しい学びの提供がされる時代がきたのだなと感じますね。
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