こんにちは!
最近急に円安がすすんできましたね。
日本からアメリカに留学をされる方にとっては円安、ドル高はあまりありがたくないところかと思いますが、アメリカドルを日本円に換算して計算する方法はご存知でしょうか?
TTSとTTB
TTSとはTelegraphic Transfer Selling rateの頭文字を取った用語で、円から外貨に換える際に金融機関などが使用する為替レートとなります。
また、TTBはTelegraphic Transfer Buying rateの頭文字を取った用語で外貨から円に換える際に金融機関などが使用する為替レートとなります。
本日(2022年4月11日10時26分時点)の三菱UFJ銀行のTTSおよびTTBレートは以下となっていました。
- T.T.S:$1=125.63円
- T.T.B:$1=123.63円
留学する前や留学中はドルが円にしてどのくらいか、ドルを円に換えたらどのくらいにかるか考える機会もたくさんあると思いますが、為替レートはこのTTSとTTBを知っておくことがとても重要となります。
留学費用の計算例
それでは留学費用の見積もりをもらってから日本円でいくらか考えるときはTTSとTTBのどちらのレートを使用するでしょうか?
答え:日本円からアメリカドルで支払いをする場合はTTSレートを使用します!
そのため例えば留学費用$10,000だった場合、本日のTTSレートで考えると日本円では125万6300円が留学にかかる費用となります。(銀行での手数料は除く)
留学は大きな費用がかかってきますので、1円違うだけで大きな金額が違ってくることとなります。ぜひTTSレートを毎日チェックいただけるとよいかと思います!
ドル口座をお持ちの方
アメリカドル口座を留学中に作られる方は、日本円をドルに換えるときはTTSレートですが、引き出す際にドルから日本円に換えるときはTTBレートになります。
TTBレートのほうがTTSレートよりも2円ほど安くなってしまうので、預けたときのTTSレートと引き出すときのTTBレートが異なる場合、TTBがTTSより大きくなっていると得ですが、TTBがTTSより小さい金額だと大きな損になります。留学中にドル口座を作られた方で帰国を控えている方はぜひ毎日TTBレートをチェックしましょう!
留学すると為替の計算に強くなってくるのも留学経験で得られるスキルの一つかもしれません。
ぜひ留学前から為替レートは随時チェックして計算に強くなっておきましょう!
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