【12月8日】春学期(スプリングセメスター)の大学運営に向けた大学の決意

全米各地の多くの大学が、このパンデミックの影響で学生数を大きく減少させてしまい、対面式の授業やスポーツイベントのキャンセル、Zoom疲労の蔓延、全国的にコロナウイルスに感染した学生がローズボウル3.5回を埋めるのに十分な数(30万人以上)に達するなど、非常に厳しい秋学期となりました。

しかし、この秋学期を教訓にして、年明け1, 2月から開講される春学期に向けて、多くの学生をキャンパスに戻すことができるよう、各大学が様々な取り組みをしています。

私が住んでいるサンディエゴには、世界的にも有名なカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)がありますが、UCSDも秋学期よりも最低1,000名以上の学生を受け入れることができるよう準備を行い、春学期からは11,000人以上の学生がキャンパスで生活ができることを目指しています。

世界最高峰の研究大学であるプリンストン大学も、この秋学期は数百人しか受け入れていませんでしたが、春学期からは数千人の受け入れができるように準備しています。

こういった大学の取り組みは、大学の財政面の回復、そして何より貴重な大学生活そのものを学生達に提供したいという大学の決意でもあります。

*参考記事:The New York Times

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