【2月24日】カリフォルニア州でマスク着用義務の規定が緩和

CNNの2月15日の記事によると、アメリカではカリフォルニア州が2022年2月15日から新型コロナワクチン接種を条件として、屋内における公共の場でのマスク着用を義務付けた規定が緩和されることになりました。

公共交通機関、空港、バスターミナル、医療施設など一部の屋内施設ではワクチン接種の状況にかかわらず、引き続きマスク着用が求められます。

ただし、、マーク・ガーリー保健福祉局長は14日の記者会見で、学校でのマスク着用義務に変更はないと強調し、引き続きマスク着用を義務付けると発表しています。
先週アメリカではオミクロン株の感染拡大が収束しつつあることをうけ、コネティカット、ニュージャージー、デラウェア、オレゴンの4つの州が学校でのマスク義務付けを解除する時期を決めたと発表しています。

カリフォルニア州のニューサム知事は「新型コロナウイルス対策は次の段階に進む」と話し、新たな感染対策の概要を発表しました。そこではカリフォルニア州内で必要になるワクチン接種、検査の態勢を維持しながら、高性能のマスク7500万枚を確保し必要に応じて配布するとのことでした。

また、知事は「受動的で危機対応的な考え方から、自信を持ってウイルスと共生する未来に進まなくてはならない」と述べ、パンデミックからの出口戦略を国内で初めて対策に盛り込んだと強調しました。

アメリカ全体でも、感染者数が大きく減少する傾向が続いており、これまで比較的厳しい対策を打ち出していた州でも、屋内でのマスク着用の義務化をやめるなどの動きが相次いでおり、平常時の社会や経済の状況に戻すべく、新型コロナウィルスとの共存対策についての議論が活発に行われ始めています。

アメリカに留学する際は、入国の時期や滞在する州、学校によっても規定が異なりますので、常に最新情報を得るようにしてくださいね。
これからアメリカ留学をお考えの方は、コロナウイルス関連の規定についてもお気軽にご相談ください。

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