【5月10日】アメリカのワクチン普及には歯科医の活躍が背景に!?

こんにちは!アメリカでは5月9日(日)時点で1億1425万8244人の方がワクチン接種を終えています。これは人口でみると34.4%の普及率となっています。

COVID-19 Vaccinations in the United States

感染者数が世界で最も多かった時期はアメリカは今後どうなるのだろう・・・と世界中から不安視されていたアメリカではありますが、ワクチン普及と同時に感染者数も減少してきており、目覚ましいパンデミック後の復活をしています。

アメリカでは昨年12月14日から国内のワクチン接種がスタートし、感染者数が尋常ではない中で医療機関も感染者対応に追われているところもある中で始まりました。

「ワクチン接種を行う医療機関での医師や看護師不足でワクチン普及も進まないのでは」と考えていたのですが、アメリカはなんと国内の法律を変えて今年2021年3月11日より歯科医をはじめ、助産師、救急隊員、救命士、医師助手、呼吸療法士、足病医、検眼医、獣医師の方々などもワクチン接種ができるようにしたのです!

以下、ADA(America Dentist Association) Newsより抜粋

On March 11, Acting HHS Secretary Norris Cochran amended the declaration to designate additional health care professionals, including dentists and students, as “qualified persons” whom are authorized to administer COVID-19 vaccines. Other qualified providers include midwives, paramedics, EMTs, physician assistants, respiratory therapists, podiatrists, optometrists and veterinarians. The amended declaration also includes retired or nonpracticing health care providers who have had active licenses or certifications within the last five years as long as they were in good standing prior to the license becoming inactive, expired or lapsed.

歯科医は新型コロナウイルスの影響で受診者が減っていたこともあり手が余っているだろうということだけでなく、開業医も多く、感染リスクの少ない環境でワクチン接種ができる場所が提供できる点と口腔内に麻酔を打つ高い医療技術を持っている点で目をつけたのはとてもいい着眼点ですね!

アメリカは大統領令がすぐに発出されたり、その大統領令も告訴され棄却になったりと法律がすぐに変わる部分は生活していても大変な部分ではありますが、法改正スピードが速いことはこのようなパンデミックに対しても早く対応をすることができるのだと改めて感じましたし、客観的にみてもアメリカの政治は面白いなと思います。

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