コミュニティカレッジ
国際化がすすんでいる現在、海外で将来の可能性や自分の視野を広げたい、いろんな国々の人々と共に学びたい!と留学をするのは当たり前の時代になってきています。経済大国アメリカで学ぶことは、グローバルな知識と経験を身につけることはもちろんのこと、異文化に触れながら異国の言葉・考え方・生活を実体験し、日本では味わえないような貴重な出会いや経験をすることができます。
アメリカには、州内の市(コミュニティー)ごとにコミュニティカレッジとよばれる公立の2年制の大学があり、将来のキャリアを考える生徒のために多様な専攻と職業訓練コースを設けています。日本の短期大学と同じように解釈されがちですが、アメリカのコミュニティカレッジでは、ビジネス、アート、映画、音楽、心理学、哲学、科学など数多くの専攻と医療、ファション、メイクアップ、自動車整備などの職業訓練コースを提供しており、コミュニティカレッジは、四年制大学より比較的学費も安いため、コミュニティカレッジで一般教養科目を取得して、四年制大学へ編入を目指す学生も多くいます。
コミュニティカレッジに入学するためには、高校卒業以上の学歴と英語力を証明するTOEFLスコア(450点から500点が目安)の必要条件を満たす必要があり、コミュニティカレッジを修了すると「準学士号」(Associate)が与えられます。主なコミュニティカレッジは、秋学期、冬学期、春学期、夏期の4学期から構成されています。日本の短大や大学などとスケジュールは大きく異なり、新学期は9月に始まり、秋学期と春学期が主要学期となります。留学生は、F-1ビザの関係上、1学期に12単位以上を取得する必要があります。コミュニティカレッジの授業料は、およそ1単位200ドルから300ドルになり、1クラスで履修できる単位数は平均2~3単位です。12単位を1学期で受講すると、平均して3600ドルほどの受講料がかかることになります。多くのコミュニティカレッジには、英語力を向上するためのESLプログラムを設けています。
国籍色豊かな留学生と共に英語を学ぶことができ、多くの留学生がカレッジ等に進学するために、このESLプログラムを受講しています。また、日本の多くの教室で見られるような講義中心の授業や試験のための詰め込み式の教育とは違い、個々が発言し、生徒同士で論議をし、生徒がクラスを活気づけながら進めていく授業が一般的です。コミュニティカレッジを通して、個々の積極性を育て、グローバルな知識と経験を得て、四年制大学への編入や将来帰国してからの就職にも有利に役立ちます。語学だけでなく、専門的な分野の勉強をしたい、また費用を少し抑えて専門的な留学をしたいという方には、あなたの将来の目的に合わせて、あなたに合うコミュニティカレッジをご紹介いたします。
アメリカ留学.US 人気記事ランキング
アメリカ留学.US 人気記事ランキング