英検はアメリカ留学につかえる?
英検は日本の高校生の5人に1人が受けているという日本での最大受験数を誇る英語力を測るための試験です。
英検は正式名称を「実用英語技能検定」といい、年に3回実施されています。5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つのグレードに分かれており、最も上級の1級は合格率が10%をきることも多い難関試験です。
英検では「聞く」、「読む」、「書く」、「話す」の4技能を測定し、合否と英検CSEスコアで試験結果をフィードバックします。
海外の多くの学校はTOEFLやIELTSを入学時の英語力証明として入学時のスコアの条件を求めていることが多いのですが、英検2級は高校卒業程度の英語力証明になると受験の推奨目安として定められており、「英検2級A」は英検2級の合格者の中でも4技能の合計CSEスコアが2150点以上の方に与えられる資格となり、アメリカの大学やコミュニティカレッジでも英語力証明として認められていることがあります。
ただし基本的に英検は資格を取得してから2年間が有効期限のため、取得してから2年以上経っている場合は英語力証明として使用できないのでご注意ください。
ぜひ英検を受験予定の方やすでに英検の資格を持っている方はアメリカのカレッジや大学進学も視野に入れて考えてみてください!
Duolingoとは?
英検に比べて認知度はまだ高くはありませんが、最近注目を浴びているのがDuolingo English Testです。
Duolingoは英語学習アプリとして知っている方もいらっしゃるかと思いますが、TOEFLやIELTSと並ぶアメリカの大学の英語力証明として利用できることはあまり知られていません。
Duolingoは自宅で1時間ほどで受験ができ、TOEFLやIELTSよりも利便性が高く、受験料金が安いので何度でもチャレンジしやすいテストです。
Duolingoについてはこちらで説明しております!
- アメリカの大学やカレッジへの進学を考えている方はDuolingoEnglish Testを受けてみよう!
- Duolingo English Test がアメリカ大学進学に使える!
- Duolingoを入学時の英語力証明として認めている大学はこちらから検索ができます
アメリカの大学またはカレッジへの進学に興味はあるけれど、どのような試験を受けたらよいかわからないという方にもDuolingoはおすすめです!
各学校の特徴とおすすめポイント
英検2級または2級AやDuolingoで進学ができるおすすめのコミュニティカレッジについてご紹介します!!
カリフォルニア州
①Orange Coast Collge(オレンジコーストカレッジ)
<入学に必要な英語力の条件>
英検2級A、Duolingo 90、TOEFL 61、IELTS 5.5など
オレンジコーストカレッジは、カリフォルニア内でも治安の良いオレンジカウンティーにあり、南カリフォルニアのコミュニティーカレッジの中でも一、二の広さを持つキャンパスです。
提供している専攻数やプログラム数が豊富で、特にホスピタリティー系の専攻やフライトアテンダントのプログラムなどが人気があります。
海洋科学の専攻は、アメリカのコミュニティーカレッジ内では一番の大きさを誇る専攻となっており、コミュニティーカレッジでは珍しくパイロットプログラムも提供しています。
4年制大学への編入率も高く、コミュニティーカレッジから4年制大学へ編入をご希望の方にも大変おすすめの学校です!
オレンジコーストカレッジ(OCC)の特徴をまとめた記事はこちら!
②Santiago Canyon College(サンティアゴキャニオンカレッジ)
<入学に必要な英語力の条件>
英検2級A、Duolingo 85、TOEFL 61、IELTS 5.0など
カリフォルニア州でも治安の良いことで知られるオレンジカウンティー (OC) にキャンパスがあり、ディズニーランドへは車で約20分。
ロサンゼルスの郊外にあるので、週末を利用しての観光もとても便利でビーチまでも車で約30分で行ける距離にあり、都会過ぎず、田舎すぎない立地がとてもおすすめです。
UC Irvine、 UC Santa Barbara、 Cal State Fullertonなどのレベルの高い四年制大学への進学率も高く、その他四年制大学への編入をお考えの方にもおすすめです。
人気エリアであるオレンジカウンティーのコミュニティーカレッジですが、日本人留学生がとても少なく、カリフォルニアの中でも日本人が少ないエリアへの進学をご希望の方に大変おすすめな学校です。
サンティアゴキャニオンカレッジの紹介と特徴をまとめた記事はこちら!
③El Camino College(エル・カミノカレッジ)
<入学に必要な英語力の条件>
英検2級A、Duolingo 74-76、TOEFL 45、IELTS 4.5、TOEIC620など
エルカミノカレッジはロサンゼルスエリアの中でもトーランスという日系企業の多いエリアに位置しています。
そのため日本食が手に入りやすかったり、滞在先を探したりするにも便利な場所にあるため日本人留学生が比較的多い学校ですが、生活と学習環境は抜群のカレッジです!
専攻数も多く、人気のある専攻にはコスメトロジー(美容学)やファッション、映画学などがあります。
④Moorpark College(ムアパークカレッジ)
<入学に必要な英語力の条件>
英検2級(日本人学生のみ)、Duolingo 75、TOEFL 45、IELTS 5.0など
南カリフォルニアの郊外にあるムアパークカレッジは、大学内に”AMERICA’S TEACHING ZOO”という動物園を持ち、Animal Training が専門的に学べるという面白いプログラムをもつカレッジです。Exotic Animal Training and Managementを専攻している生徒達は、学内の動物園で実際に働きながら専門的な技術や知識を身につけています。
また、ムアパークカレッジはカリフォルニアの50人あたりの学位授与率が最も高く、卒業までしっかりと学び、そして編入も視野に入れて学びたい方におすすめのカレッジです。
ワシントン州
⑤Community Colleges of Spokane(コミュニティーカレッジオブスポケーン)
<入学に必要な英語力の条件>
英検2級A、Duolingo 85、TOEFL 61、IELTS 5.5など
コミュニティカレッジオブスポケーンはスポケーン・コミュニティ・カレッジ(SCC)とスポケーン・フォールズ・コミュニティ・カレッジ(SFCC)という2校のカレッジに分かれおり、ワシントン州の東部、シアトルに次ぐ第二の都市といわれるスポケーンにあります。
スポケーンは先住民の言葉で「太陽の子」という意味だそうで、ワシントン州やシアトルは雨が多いイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが、一年を通じて晴れの日が多いエリアです。
畜産や農業にも適しており、金鉱脈もあるスポケーンは、北米でネイティブ・アメリカン以外の人種が初めて移住した町だと言われています。
コミュニティカレッジオブスポケーンは比較的入学がしやすく、かつ生活費も抑えやすいので、英語力や留学費用において心配がある方におすすめな学校です!
スポケーンのあるワシントン州やシアトルの特徴をまとめた記事はこちら!
ハワイ州
⑥Kapiokani Community College(カピオラニコミュニティカレッジ)
<入学に必要な英語力の条件>
英検2級A、Duolingo 85、TOEFL 61、IELTS 5.5、TOEIC650など
カピオラニコミュニティカレッジはハワイ州のホノルルにあり、観光の中心地にあります。
観光産業が盛んなため、専攻においてもHospitality and Tourism(ホスピタリティ&観光学)やCulinary Arts(料理学)などが人気があります。
その他ハワイの文化やハワイ語などを学ぶHawaiian Studiesも特色があります。
ハワイは日本語が通じる病院などもあるため、いざというときの英語力に少しご不安がある方でも安心して留学ができる場所です。
海外のカレッジや大学の進学においては英語力以外にも必要な条件がありますので、各学校の条件を満たしているかどうかを確認しながら進学の手続きを進めていく必要があります。
SKYUSは、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴにオフィスを持ち、アメリカの進学/留学プログラムをご提供しております。
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