【10月9日】コロナが与える米大学の入学条件への影響

私たちの生活に多大な影響を及ぼしている新型コロナウイルス。

みなさんが目指す、アメリカの大学のシステム自体も今変化力が問われています!

今後アフターコロナにおいて、特に大きく変わると言われている、アメリカの大学入学条件を、5つまとめてみました。

留学生の皆さまには直接関係ない箇所もございますが、きっと読んでおいて損はないと思います。

1.入学に必要な単位数が足りなくても、アドミッションの担当者によっては、融通が効く

授業形態の変化や自粛生活が生徒に及ぼす精神的ストレス、全ての状況を加味して、入学条件に必要な全ての単位を取っていなくても、入学が許可されるケースもある。えー?!と言いたくなりますが、ある意味フレキシブルですよね。

2.通常より、入学試験の結果が軽視される傾向にある

上記と同様の理由で、通常アメリカの大学入学に必要なSATやACTテストのスコアの提出を義務付けていない大学が多い。これも急に生活スタイルが変わり、オンラインラーニングについていけない一部の高校生を思うと、妥当なのかもしれません。

3.実際に会ったことのない先生からの推薦状も提出可能

ソーシャルディスタンスが重視されている中、なかなか先生との良好な関係が築けないご時世のため、推薦状の内容も以前ほど生徒一人一人の性格や特徴などを記していなくても、それが入学選考の基準になることはないらしい、です。これは、人によっては、有難い?!のかもしれませんね。

4.成績や部活よりも、性格が重視される

中でも、人に同情したり、共感したりする力とどんなことがあっても、粘り強く諦めない力が求められてくるとのこと。優秀な大学ほど、成績だけではなく、人間性の高い人を求める傾向にあるらしいです。

5.ギャップイヤーが及ぼす影響

ギャップイヤーとは、アメリカの大学入学前に、与えられる最大1年の猶予期間。多くの若者は、この期間を使ってバイトをしてみたり、旅に出てみたり、今しかできない体験をする大切な期間として、世間からも認識されている。せっかく入学しても授業がオンラインならば、ギャップイヤーを利用して、入学時期を延期する学生が多く、来年以降の新1年生の数が膨大になってしまうんではないかと懸念されています。なかなか、難しい問題ですね。

と以上が、コロナが与える米大学の入学条件の5つの変化です。

今後、アメリカへの留学を考えている方や大学への正規留学を希望されている方の参考になれば、幸いです。

要約:5 ways the COVID-19 pandemic could affect your college application

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