自分の意思を持ち、素直に生きることを学んだハワイ留学

ハワイ留学

<留学生のプロフィール>
Aoki Moeさん(高校卒業後渡米・女性)
留学タイプ:大学留学
留学先:カピオラニコミュニティーカレッジ
留学期間:約1年間(2019年5月~2020年5月)


自己紹介をお願いします!

ハワイのカピオラニコミュニティーカレッジに留学をしていたモエです。人と関わることが好きで、どんなことにも前向きに取り組めることが長所だと思っています。

アメリカへ留学しようと思われたきっかけは何ですか?

実は留学ではなくもともとはハワイで仕事をしたいと思っていました。お話を伺いに行ったところ、未成年がアメリカで働くことは難しく、高校を卒業して現地で働きたいのなら、2年制大学を卒業しOPT制度を使って働くことが一番近道とのお話を聞いたのでその道を進むことにしました。

ハワイで働きたいと思ったきっかけにつきましては、もともとフラダンスを小さい頃からなっており、ハワイには馴染みがあったのもありますが、なによりハワイにいる人たちの人柄と暖かさ、ハワイならではの時間の流れ方がとても好きでそのような場所で伸び伸びと仕事をしたいと思ったのがきっかけです。

学校で学ばれている事や学校(授業)の雰囲気について教えてください

私はHospitality and TourismのHotel and Managementというものを専攻していました。ホスピタリティや観光学など人と関わるお仕事について基礎知識を学ぶ学部です。専攻はホスピタリティですが必須科目には数学、理系選択(物理、生物、栄養学など)、社会学、英語(留学生の英語レベルにより必須のクラス数が違う)、第二言語(韓国語、中国語、フランス語、スペイン語、ハワイ語、日本語など)あとは学部によりけりですが、音楽や美術などが必須の学部もありました。自分の学びたい事以外にも学ばなくてはいけないことが多いので苦労しました。特に数学は苦労しました。日本では高校生で文理に分かれると思いますが、カピオラニでは高校数学が必須科目になっています。私は特に数学、理系教科が苦手だったので高校で習っていないものをまた英語で学び直さなければならないことがとても大変でした。

学校の雰囲気は自然が豊かで静かな雰囲気です。敷地が広いということもありますが比較的人も穏やかで、日本の大学のイメージのようにたくさんの人が密集しているか…といえば少し違います。ただカフェテリアからの眺めは絶景ですし、自然に囲まれながら過ごす学校生活はとても素敵な時間でした!

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バレーボールサークルの集合写真

一日のタイムスケジュールは?

取る授業の時間にもよりますが、私の住んでた家は少し遠いので、朝早くから動いていました。バス通学をしていたのですが、バスが日本のようなものとは思っていては絶対にダメです。平気で1時間遅れることもあれば、30分早く来ることもあります。バスのアプリが一応ありますがGPSがついていてちゃんと機能するものと機能していないものがあります。

バスの遅れは遅刻理由にはならないので要注意です。そんなこともあったので私は予定のバスより1本前のバスに乗っている生活をしていたので朝の6:50にはバス停で待っているような生活でした。

授業間の時間を長くするのもあまりお勧めできません。私の家の場合、バスが1時間に1本しかないので遅い時間の授業をとると夜遅くに帰ることになります。男女関わらず日本人と言うだけで周りからか弱く見られてしまいます。日本みたいに夜中に外を出歩けるほど安全な場所ではないので、明るいうちに帰れるような時間割の組み方をお勧めします。

また授業と授業の間が短すぎるのもよくないです。先生によりけりですが、多少授業が延びることもありますし、基本先生への質問は授業終わりに先生のオフィスに呼ばれて行われることが多いです。自分の得意不得意に関わらず授業間の間は30分から1時間くらいがベストだと思います。あまり短すぎると敷地が広いので移動だけで10分くらいかかることもあります。自分で時間割を組むことはとても大変ですがカウンセラーのところに積極的に通い、一番ベストな時間割を組むのがいいと思います。

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仲良しのルームメイトと

留学して良かった思うことはどのようなことですか?

私はもともと勉強があまり得意ではないので、基礎学力に身につくものがあったか…といえばあまり浮かぶものはないです。お恥ずかしい話ですがいつも赤点スレスレでした。ただ日本にいた時と変わったことは、自ら勉強をしようと思ったことです。日本のように下の人を持ち上げてくれるような制度はありません。

よく日本ではこの課題を提出したら2をつけてあげます。とか、次のテスト取らないと赤点ですよ。なんて忠告されることがあると思いますが、アメリカはそんな制度ありません。常に成績上位の子が基準になります。自分がどれだけ頑張っていても、なんの知らせもなくF評価(赤点のようなもの)を取ることがあります。そのため、自らが自分の点数を理解し、自ら勉強をしないとクラスを合格できないのです。

今までは与えられたものをそれなりにやるだけで大丈夫でしたが、アメリカではそのようなことは通じないので自分の意思で動くことが大切です。1日のプランを立てたり、自らの意思で物事を決めたり、わからない場合は人に聞くなど自分の行動を自分の意思で決断する力がつきました。日本にいた時も全くできなかったわけではないのですが、ゆるい環境があればあるほどそちらに甘える傾向があった自分にはとても辛かったです。しかし振り返ればその経験がなかったらきっとメリハリのない自分になっていたと思います。

これは人それぞれ性格で違うことなので断言できませんが、アメリカ人はあと先のことを考えるより今の意思を尊重する人が多いように思えます。良くも悪くも周りを気にせず突き進む人が多いです。なので自分自身をしっかり持っていないと、無駄に傷ついてしまったり、言いたい方が言えなかったり、損することが多いと思います。自分の意思に素直に生きる事は今後の生活でもとても大切なので、人間的に成長できた気がします。

留学して大変だと感じた事は?

やはり言葉の壁です。日本で学んできた英語がこんなにも無意味だったのか!と思うくらい挫折します。向こうの人は自分の意思を尊重するので、私達留学生は英語が学びたくてアメリカに来ているということが大前提と捉えられることが多いです。なので理解している、していない関係なしにズバズバ英語で話しかけてきます。大切な書類やテストカウンターの人もゆっくり話してくれるなどの配慮はなかなかありません。ましてやハワイは日系の人が多いので現地の人と間違われることもあります。もう少し日本人なんだから優しくしてよ…なんて事は全く通じません。

あとは移動手段にとても苦労しました。日本では分単位で物事が決まっており大抵のことがなければ時間通りに進みますがハワイはそんな事ないです。それこそバスは遅れるし、なんの予告もなくキャンセルされます。運転手が気分でトイレに行ったり、マックを買いに行った事だってありました笑。信じられないかもしれないですが本当なんです。バスなんてすぐ壊れて次の時間まで待たされるなんてこともあります。早めに行動する事、そうなってしまった時の対処法を何個か事前に考えておくことをお勧めします。

休日や放課後はどの様に過ごしていましたか?

私は宿題に追われていたのでいわゆるキラキラした留学生活なんて全くできませんでした。私自身そこまでお金に余裕があるわけでもないので、決められたお金の中でやりくりするため学食の1スクープ90セント(90円くらい)の白米に日本から持ってきたふりかけなどでお昼を済ませるという超節約術を使っていました。放課後カフェで勉強とか、海に行って遊ぶとかそんなキラキラした生活はできませんでしたが、授業は現地の子のスピードで進むので頭フル回転を2時間、30分休んでまた3時間などと言う生活を送っていたので放課後は家に直帰し1時間仮眠した後宿題を終わらせるという生活をしていました。

平日は毎朝早いので土日はお昼前まで寝て、平日散らかった部屋を片付け、午後から友達と海に行ったり、宿題をしたりなど日本の多忙大学生と同じような生活です(笑)。留学生はバイトも出来ませんし、お金に余裕がある子はブランチやウーバーイーツなどしてましたが、わたしには到底できない生活でした(笑)。そんな生活でも苦痛ではなく、楽しく過ごせていましたよ!

ハワイ留学

留学中にチャレンジしたことは何ですか?

留学中はとにかく友達作りを頑張りました。全く違う国籍の人と仲良くなることは英語を学ぶ上でとても大事ですし、同時に他の言語も学べたりします。ハワイはいろんな国からの留学生や移民がいるので英語を共通とした、母国語が英語ではない友達を作ることにチャレンジしていました。英語を使う事はもちろんですが、日本語を教えたり、韓国語を教わったりなどクラスでは教わることができない若者言葉(スラング)や略語など堅苦しくないネイティブなフレーズなどを教わる事ができるのでとても楽しかったです。

また、母国語が英語ではない生徒と話す事で安心感が生まれて文法などを気にせず自分が伝えたいことをちゃんと伝えれる気がしました。どうしても純アメリカ人と英語で話すときは自分の英語が間違ってないから不安で思うように会話ができなかったのですが、インターナショナルの生徒達とは気軽に話すことができました。友達を作る努力をする事はとてもいいことにつながると思いますよ。皆さんもチャレンジしてみてくださいね!

この留学を今後どの様に活かしたいと考えていますか?

私の場合人間的に成長出来たことが1番大きな利点でした。これから英語を使う職業に就くかと言われればそうではないですが、自分の考えや意識など変わった部分は今後私が生活する上で活かせると思います。例えば初対面の人と話す時に恐れない事や、自分の行動を管理すること、自分の意思を尊重し周りと共存する事。

簡単そうに聞こえますがやってみるとなると難しい事でもあります。大人でもそのようなことができない人はたくさんいます。どんなに英語が話せても、学力があっても遅刻をしたり、予定をすっぽかしたりするような事があれば信用問題に関わりますよね。学力、語学の問題の前に人として大切なことが学べたのでそのような事を活かして今後も日々成長していけたらいいなと思っています。

これから留学される方に一言お願いします!!

不安なこともたくさんあると思いますが、思ってるより楽しいことで溢れています。言葉の壁、親元を離れる…今まで経験したこともない壁にぶつかる事は当たり前です。海外に行ったからとか日本の大学に進学したからという事ではなく、どんな道を選んだとしても壁にぶつかる事はつきものです。そんな時なにが背中を押してくれるか…というのは遠くで見守ってる家族でも友達でもなく自分自身がそうしたい!という意思です。その強い意思と覚悟が背中を押してくれます。

お金の問題など自分の意思は固まっているものの留学に行くべきかどうか悩んでる人も多いと思いますが、その意思がどれだけ本気なのか…ちゃんと伝えるべきだと思います。逆に海外のキラキラした生活に憧れて留学を決める人もいると思います。厳しいですが正直そこまで甘くないしキラキラしたものではないです。ただなりたい自分だったり目指すものだったりその気持ちが本物ならきっとどんな壁も乗り越えれます。

勉強や卒業することだけをゴールにせず人として中身が成長することだったり、自立することを目標にしたりなど堅苦しく考えすぎず自分のやりたいことを全力でやってもらいたいです。応援しています!


留学したのはこの学校!

カピオラニコミュニティーカレッジはKCCの名称で親しまれている、ハワイ州立大学システム内の2年制大学です。